開高健 講演CD
開高健が行った2つの講演を収めたCDを聴く。「話のうまい小説家はろくなものではない」と言いながら始めるのだが、これが実に味わいがある。
「足で考え、耳で書く」は、自身の戦争体験も交えながら、戦闘行為と人生をからめた奥行きのある語り。
「雨の日には釣竿を磨きながら」では、ウォルトン、ウィリアムソン、幸田露伴など、釣り文学の蘊蓄が横溢する。
ウィットとアイロニーに彩られた深みのある語りを聴き、無性に開高健の作品が読みたくなった。
« 坂の上の雲 13 | メイン | DROP 小林賢太郎 »
開高健が行った2つの講演を収めたCDを聴く。「話のうまい小説家はろくなものではない」と言いながら始めるのだが、これが実に味わいがある。
「足で考え、耳で書く」は、自身の戦争体験も交えながら、戦闘行為と人生をからめた奥行きのある語り。
「雨の日には釣竿を磨きながら」では、ウォルトン、ウィリアムソン、幸田露伴など、釣り文学の蘊蓄が横溢する。
ウィットとアイロニーに彩られた深みのある語りを聴き、無性に開高健の作品が読みたくなった。
コメント