山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
iPS細胞を皮膚細胞から作り出し、2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥氏。その生い立ちや研究の道のりを本人の語りで綴った書。
ざっくばらんに語られ、大変読みやすいが、内容は豊富である。ES細胞やiPS細胞などについても、様々なたとえで分かりやすく説明されている。
研究の魅力と苦労がホンネで語られ、実直な人柄が伝わり爽やかな読後感を与えてくれる一冊。
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
山中 伸弥 緑 慎也 
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iPS細胞を皮膚細胞から作り出し、2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥氏。その生い立ちや研究の道のりを本人の語りで綴った書。
ざっくばらんに語られ、大変読みやすいが、内容は豊富である。ES細胞やiPS細胞などについても、様々なたとえで分かりやすく説明されている。
研究の魅力と苦労がホンネで語られ、実直な人柄が伝わり爽やかな読後感を与えてくれる一冊。
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
山中 伸弥 緑 慎也 
1948年1月30日、マハトマ・ガンジーは、ヒンドゥー原理主義の青年に暗殺される。対話による非暴力を貫き、インドを独立に導いた偉大な生涯であった。
リチャード・アッテンボロー監督による映画「ガンジー」は、南アメリカで公民権運動を始める青年期から、独立前後の苦悩、暗殺までを描く。優れた脚本と味わいのある俳優の演技により、3時間を超える大作であるが長さを感じさせずに見入ってしまう。ことに、ガンジー役のベン・キングズレーの演技は素晴らしい。
30万人に及ぶエキストラによる映像は圧巻で、独立運動を目の当たりにしているようである。
品性とダイナミズムを併せ持った歴史映画の金字塔。
東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」は、閉ざされた空間での事件を扱った、クローズド・サークル・ミステリーの傑作。ストーリー展開のテンポの良さと、ラストの鮮やかさが光る本格ミステリー。
仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)
東野 圭吾 
東野圭吾が、直木賞受賞後最初に著した推理小説「赤い指」。加賀恭一郎シリーズの7作目で、家族のあり方をモチーフにした作品。独特の重みをもっている。
赤い指 (講談社文庫)
東野 圭吾 
NHK大河ドラマ「八重の桜」第4回は、「妖霊星」。会津藩では、英国が清国を攻めるなど、海外の動きが急であることを受け、兵制改革を進める命が下る。八重の兄、覚馬も禁足が解かれ、砲術による兵制整備の任が与えられる。
大老井伊直弼が日米修好通商条約を締結することから、激動の時代が始まる予兆を帚星の出現とからめ、今後のスケールの大きい展開を感じさせる。
林与一演じる島津斉彬、榎木孝明演じる井伊直弼など、風格を感じる俳優が競演し、映像に品格があり素晴らしい。「八重の桜」より前数年の大河ドラマに不足していたのは、このような登場人物の折り目正しさや所作の美しさではなかったか。
東野圭吾の小説「悪意」は、有名作家の死をめぐるミステリー。事件は視点を変えながら描かれ、叙述の妙を生かした意欲的な作品。
悪意 (講談社文庫)
東野 圭吾 
カラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるドヴォルザーク交響曲第8番・第9番のCD。美しい旋律に満ちたシンフォニーを、カラヤンの流麗な指揮と、ウィーン・フィルの芳醇な響きで堪能できる。
ドヴォルザ-ク:交響曲第8番&第9番「新世界より」
カラヤン(ヘルベルト・フォン) 
「三方ヶ原軍記」は、立川談志30歳の口演であるが、その勢いに圧倒される。「鼠穴」は、兄弟の心理描写が素晴らしい。
立川談志ひとり会 落語CD全集 第3集「三方ヶ原軍記」「鼠穴」
五代目 立川談志 
橋爪功が朗読する三国志26巻には、「健啖天下一」「黒風白雨」「奇計」が収められている。
曹操、劉備、張飛、関羽、呂布、袁術など、英傑たちの激突がダイナミックに展開される。夏侯惇の目玉の話など、激烈なエピソードを含む巻で、橋爪功の弁舌はいやが上にも熱くなる。
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