ペリーヌ物語 2
ペリーヌ物語、第6話「二人の母」、第7話「サーカスの少年」、第8話「酔っぱらいロバ」、第9話「商売がたき」。 父の故郷フランスを目指すペリーヌと母は、イタリアの町、トリエステにたどり着く。港町の描写が美しい。 サーカスの少年、マルセルと出会う第7話、ロバ、パリカールが結婚式の酒を飲んでしまう第8話、同業者である写真師の二人組と競うことになる第9話など、宮崎晃のオリジナルストーリーであるが、素朴で愛すべきキャラクターが活躍し、楽しく見られる。
ペリーヌ物語、第6話「二人の母」、第7話「サーカスの少年」、第8話「酔っぱらいロバ」、第9話「商売がたき」。 父の故郷フランスを目指すペリーヌと母は、イタリアの町、トリエステにたどり着く。港町の描写が美しい。 サーカスの少年、マルセルと出会う第7話、ロバ、パリカールが結婚式の酒を飲んでしまう第8話、同業者である写真師の二人組と競うことになる第9話など、宮崎晃のオリジナルストーリーであるが、素朴で愛すべきキャラクターが活躍し、楽しく見られる。
「ペリーヌ物語」は、世界名作劇場のシリーズとして、1978年に放送されたアニメーション。1月1日から12月31日までの全53話が制作され、世界名作劇場としては最長の作品。
1870年代、旅の途中、ボスニアで父をなくしたペリーヌは、母と共に当時珍しかった写真を撮る商売を続けながら、馬車でフランスを目指す。
原作は、フランス人作家エクトル・マロの『アン・ファミーユ』である。原作ではパリから話が始まるが、アニメーションでは17話にパリに入り、それまでの16話はオリジナルなストーリーである。
脚本は山田洋次監督の映画に関わった宮崎晃が手がけており、ペリーヌの旅をじっくりと描いている。例えば、第5話は、壊れた水樽を出会った老人に直してもらうという、ただそれだけの話なのであるが、それでもじっと見入ってしまう。
序盤のゆったりとしたエピソードは、主人公たちと旅をする気分を共有させてくれる。
地味ではあるが、「世界名作劇場」の中でも屈指の名作である。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第7回は「決断のとき」。官兵衛の主家である小寺家での大評定で、毛利につくか、織田につくかが論じられる。官兵衛は織田方に帰順することを説き、守旧派の毛利帰順を押さえて城主の了解を取り付ける。
いよいよ官兵衛が織田信長とまみえ、歴史の表舞台に出る重要な回であった。岡田准一演じる官兵衛の評定での畳みかけるような口舌はなかなか見応えがあった。
「正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである」
東京工業大学世界文明センター長のロジャー・パルバースが、「銀河鉄道の夜」に代表される宮沢賢治作品にこめられたメッセージを丁寧に解説する。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 2011年12月 (NHK100分de名著)
ロジャー・パルバース
橋爪功が朗読する三国志98巻には、「七盞燈」「水火」「女衣巾幗」が収められている。
呉の援軍も早々に退陣し、蜀は孤立無援のまま、最後の戦に挑む。
孔明の凄まじい知略が発動される巻。橋爪功の朗読により語られる孔明の苦衷が胸を打つ。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志97巻には、「具眼の士」「木牛流馬」「ネジ」「豆を蒔く」が収められている。
孔明は一端蜀に戻り内政を固め、再び魏に挑む。呉に同盟をよりどころとして魏を互いに討つべく使いを派遣する。
孔明の英知は、木牛流馬といった発明にも発揮された。智の戦を具現する巻。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志96巻には、「八陣展開」「竈」「麦青む」「北斗七星旗」「木門道」が収められている。
孔明が次々と繰り出す策に、さしものも司馬 懿仲達も苦戦する。智謀に満ちた、圧巻の面白さ。
橋爪功の朗読が抜群のリズムで戦の躍動を伝える。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志95巻には、「司馬仲達計らる」「天血の如し」「長雨」「賭」が収められている。
いよいよ諸葛孔明と司馬 懿仲達の正面からの激闘が始まる。
両軍師の智謀を凝らした戦は、クライマックスにふさわしい。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
「アップダウンクイズ」「世界ウルルン滞在記」「情熱大陸」「それからの武蔵」など、毎日放送(MBS)の人気番組テーマ曲を集めたCD。
「野生の王国」のテーマ曲を久しぶりに耳にしたが、やはり名曲と実感する。
ブロードキャスト・トラックス 毎日放送(MBS)編
TVサントラ
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第6回は「信長の賭け」。
信長パートからいきなり始まり、比叡山の焼き討ちが描かれる。江口洋介の信長は、淡々としており説得力がない。
官兵衛の側では、母里太兵衛演じる速水もこみちが、なかなかの若武者ぶりで家族に人気。
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