三遊亭白鳥 富Q 豊志賀ちゃん

 三遊亭白鳥の新作落語「富Q」「豊志賀ちゃん」が収められたCDを聴く。
 パロディ落語であるが、噺家の悲哀を感じさせる話は、なかなか聴かせる独特の語り。

毎日新聞落語会 三遊亭白鳥
三遊亭白鳥
B009GN76RW

桂枝雀 饅頭こわい/ちしゃ医者

 桂枝雀の落語「饅頭こわい/ちしゃ医者」のCDを聴く。「饅頭こわい」は、集まった面々が好きな物、嫌いな物を語るくだりが素晴らしく、まさに枝雀の独擅場。「ちしゃ医者」は、展開の妙が感じられるテンポの良い落語。

枝雀落語大全(11) 饅頭こわい/ちしゃ医者
桂枝雀
B00005HK1I

桂枝雀 天神山 日和ちがい

 桂枝雀の落語「天神山」「日和ちがい」のCDを聴く。
 「天神山」は、構成のこった噺で、枝雀のパワフルな語りで終始笑わせられる。派手な演出のなかに、ふわりとした温かみが織り交ぜられている。
 「日和ちがい」は、二代目桂枝雀を襲名したときの収録である。その壮大なマクラには驚嘆する。

枝雀落語大全(9)

三遊亭圓楽 たがや/高田馬場

 三遊亭圓楽の落語「たがや」「高田馬場」の収められたCDを聴く。温かみのある口調で独特の笑いを醸す圓楽師匠。
 「たがや」は、江戸の町人の勢いを感じさせる作品。「高田馬場」は、夜店の風景を描くマクラがことに楽しい。

五代目 三遊亭圓楽 名席集 たがや/高田馬場

柳家小三治 提灯屋/かんしゃく

 小三治の落語は、肩の力を抜かせてくれる。「提灯屋」の、自由奔放な人々の姿には、溜飲とあこがれがないまぜになった思いを感じた。いつもは提灯屋的な立場にいるために余計そう感じるのだろうか。
 「かんしゃく」 は、権力と表裏になったかわいげが巧みに表現され、余韻が残る落語。

落語名人会(39)~柳家小三治15 提灯屋/かんしゃく

桂歌丸 火焔太鼓 紙入れ

 桂歌丸の落語「火焔太鼓」「紙入れ」を収めたCDを聴く。  「火焔太鼓」は、やや生硬な語りであるがゆえに面白さが引き立つ面がある。特に、古道具屋の奥さんの描き方に力が入っている。  「紙入れ」のもつ微妙な雰囲気は、円熟した語り部でなければ醸すことはできない。

桂歌丸8「朝日名人会」ライヴシリーズ55「火焔太鼓」「紙入れ」
桂歌丸
B001J8NR48

ぶらり落語散歩 浅草編

 浅草を舞台にした落語を集めた2枚組CD。「元犬」古今亭志ん輔、「粗忽長屋」五代目 古今亭志ん生、「悋気の火の玉」八代目 桂文楽、「付き馬」十代目 金原亭馬生の四席を収録。
 それぞれ個性豊かな語りのうちに、浅草界隈の江戸情緒が楽しめる。 

ぶらり落語散歩 浅草編
古今亭志ん輔 古今亭志ん生(五代目) 桂文楽(八代目) 金原亭馬生(十代目)
B003VLK3EI

春風亭柳昇 カラオケ病院  夏の夜噺 里帰り

 「大きな事を言うようですが、今や春風亭柳昇と言えば…」

 飄々とした語り口で、人生をさらりと切り取る春風亭柳昇の落語。
 「カラオケ病院」は、晩年の自作であるが、次々と繰り出されるブラックな味わいを含んだギャグに、笑いながらも感心させられる名作。
 「夏の夜噺」は、壮絶な過去がさらりと語られかえって凄みがある。
 「里帰り」は温かみの中に厳しさを含み、そのバランスが絶妙。
 柳昇の魅力が凝縮された1枚。

春風亭柳昇 落語名演集(2)
春風亭柳昇
B00BWUSIB0

ぶらり落語散歩 上野編

 「崇徳院」入船亭扇遊、「なめる」三遊亭鳳楽、「ねぎまの殿様」五代目 古今亭今輔、「花見の仇討」三代目 三遊亭金馬の四席を収める2枚組のCD。落語に関するスポットを記した上野界隈の地図も附属する。長井好弘氏の解説も楽しい。

ぶらり落語散歩 上野編
入船亭扇遊 三遊亭鳳楽 古今亭今輔(五代目) 三遊亭金馬(三代目)
B003VLK3DO

柳家小三治 猫の災難 粗忽の釘

 柳家小三治の落語は、肩肘張らずにゆったりとした気分で聞くことができて良い。
 「猫の災難」は、酔っ払いが徐々に深みにはまっていく描写が絶妙で、ほろほろと楽しませてくれる。
 「粗忽の釘」は、あわて者の引っ越しにからんだドタバタものだが、小三治のおおらかな口調で心底笑わせてくれる。

落語名人会(35)猫の災難

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