下町ロケット ゴースト 3
佃製作所は、15億円の特許侵害訴訟を起こしているギアゴーストを傘下に収めることにより、取引先大手企業の帝国重工から信用調査を受けることになる。
信用調査を行う帝国重工社員を、ピコ太郎の古坂大魔王が熱演。恵俊彰、立川談春など、お笑い芸人や落語家などを多く起用している。「笑い」を生み出すことの苦労は、職人に繋がる真摯さと通底しているからかもしれないと感じた。
佃製作所は、15億円の特許侵害訴訟を起こしているギアゴーストを傘下に収めることにより、取引先大手企業の帝国重工から信用調査を受けることになる。
信用調査を行う帝国重工社員を、ピコ太郎の古坂大魔王が熱演。恵俊彰、立川談春など、お笑い芸人や落語家などを多く起用している。「笑い」を生み出すことの苦労は、職人に繋がる真摯さと通底しているからかもしれないと感じた。
佃製作所は、トランスミッション開発に関わることになるが、特許侵害の壁が立ちふさがる。
クロスライセンス契約、リバースエンジニアリングなど経済や技術の動向に触れつつ、多彩な人間関係を描いていく多層的な構造をもち、その濃密さからは知的な刺激が得られる。
困難に立ち向かう佃製作所。その大本には物作りの矜持と信念があり、それが明日への勇気を与えてくれる。
「地獄少女」第3話は、「汚れたマウンド」。野球部の先輩から受けたシゴキが元で友人をなくす男子生徒。自らにふりかかった疑念のために、「地獄通信」にアクセスするが…。
地獄少女の家にあるマッキントッシュがすごく気になる。
理不尽な話であるが、地獄側のからりとしたキャラクターが救いとなっている。
「地獄少女」第2話は、「魅入られた少女」。執拗にストーカーにつけ狙われる少女は、「地獄通信」にすがろうとするが…。
やはり悲しい話。特に、被害を受けた側は、藤子不二雄の「笑ゥせぇるすまん」や古賀新一の「エコエコアザラク」より救いがないように感じる。
「いっぺん、死んでみる?」
午前0時だけに書き込める「地獄通信」。ここに怨みを書き込んだ人間の前には、少女が現れ地獄に連れて行く。
第1話は、「夕闇の彼方より」。クラスの募金を無くしてしまった少女は、執拗ないやがらせを受ける。「地獄通信」の噂を耳にして、書き込みをしようとするが…。
悲哀のある話であるが、華やぎのある美術に支えられ最後まで見てしまう。
池井戸潤の小説「下町ロケット」を原作とするドラマ。2015年に放送されたドラマの続編。阿部寛演じる佃航平を社長とする佃製作所は、主力のロケット製造部品から、農機具のトランスミッション開発へと目を向けていく。
個性的な面々がこれでもかと登場し、ドラマを盛りあげている。特に、佃が関わることになるギアゴーストの技術責任者をイモトアヤコが演じ、味わいを出している。
濃密なストーリーとユニークな俳優陣により、今後の展開に期待を抱かせてくれる。
宮川泰の最高傑作とも言える、「宇宙戦艦ヤマト」のCD。
オリジナルBGMがなんといっても良い。アニメの熱きシーンがよみがえる。メインテーマはもちろんのこと、「無限に広がる大宇宙」の壮大さ、「地球を飛び立つヤマト」の高揚感、「ブラックタイガー」の迫力、「美しい大海を渡る」の清らかさ、なんと素晴らしい音楽に恵まれたアニメであったことか。それぞれの曲が輝きを放っている。
聴いていると時を忘れる珠玉のアルバム。
「宇宙戦艦ヤマト」の音楽をモチーフとし、羽田健太郎が作曲した交響曲。大友直人指揮、NHK交響楽団による演奏。 宮川泰が生み出した素晴らしいメロディが散りばめられ、重厚なオーケストレーションで広がりのある曲になっている。
アニメ「ヤマト」にこだわらなければ、良い曲と感じる。しかし、耳に馴染んだメロディが、もっと聴きたいと思うときにシンフォニックに拡散してしまう。無性にオリジナル曲が聴きたくなった。
第四楽章の、ピアノとヴァイオリンによる協奏曲風の音楽が、特に聴きごたえがある。原曲のメロディの素晴らしさを裏付けるアルバム。
交響曲 宇宙戦艦ヤマト ライブ
宮川泰 羽田健太郎 大友直人

アンドロイドが実用化した時代を背景にしたアニメ「イヴの時間」。高校生のリクオは、自ら使用しているアンドロイドが空白の時間に喫茶店に入ることを目撃する。
アンドロイドが自立したとき、人とロボットはどのような関係になるのか。欧米の対立軸を基にした発想とは異なる視点で描かれている。
アンドロイドの進化を温かみのある雰囲気で描くSFアニメ。
「私、失敗しないので」
ドクターX第1シーズン最終話では、天才外科医大門未知子が、組織に与えた影響が描かれる。風呂敷を丁寧にたたむような回で、脚本が冴えに冴えていた。
医療という重い題材を扱いながら、登場人物の個性をくっきりと打ち出し、派手な言動でコミカルなムードを作っており、気楽に見られた。しかし、手術シーンの描写には緊迫感があり、惹き付けられた。その緩急のペースにも巧みさを感じた。
キャラクターをくっきりとさせる手法は、このような単発のドラマでは生きている。しかし、歴史のうねりを見据える大河ドラマに適用した場合には、人々の軽さや単純さが強調され、歴史描写の薄さに繋がりかねない。現に「西郷どん」では、歴史の流れがほとんどつかめない大河になってしまっている。主人公がナサケに偏り、その言動がすべてを解決に導くような描き方になっていることも、史実から離れてしまい大河の品格を貶めている一因ではないか。
とはいえ、「ドクターX」は俳優陣の豪華さもあいまって、エンターテイメントとしてはたいへんに楽しめる作品になっていた。
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