花燃ゆ 5

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第5回は、「志の果て」。
 この回は、良かった。吉田寅次郎が野山獄につながれる。獄中で本田博太郎演じる囚人、富永有隣に話しかけるが、彼のリアクションが凄い。「生きて 腐って 呪え」 これを、地獄からの使者のような形相で繰り返す。
  大沢たかお演じる小田村伊之助に因縁をつけた武士たちを、桂小五郎が鮮やかな手並みで不意打ちをしかけてから逃げるシーンも、いつになく切れが良かった。
 また、井伊直弼が登場するシーンは、明らかに空気が変わり、映像が締まった。
 今回は、いままでの回はなんだったのだろうと思わせるほど密度が濃かった。是非、大河ドラマとしての自負をもち、このクオリティを保ってほしい。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

花燃ゆ 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
4149233683

花燃ゆ 4

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第4回は、「生きてつかあさい」。
 やや脚本がしまった印象。黒船に吉田寅次郎が乗り込むシーンは、見応えがあった。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

花燃ゆ 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
4149233683

はじめ人間ギャートルズ

 園山俊二原作の「はじめ人間ギャートルズ」は、1974年から1976年にかけてアニメとして放送された。架空の原始時代を舞台としたほのぼのとしたアニメ。大声が石となって広がり落ちてくるなど、独自の世界が広がっていた。
 かまやつひろし作曲のエンディング「やつらの足音のバラード」も、印象に残る。
 癒しの雰囲気の中に、哲学チックな要素も加わったプリミティブ・アニメ。

はじめ人間ギャートルズ DVD-BOX (初回限定生産)
園山俊二

もーれつア太郎

「こらえていきるも おとこなら うられたけんかを かうのもおとこ」

 赤塚不二夫原作の「もーれつア太郎」は、人情とギャグが融和した傑作。白黒テレビでアニメをよく見ていた記憶がある。江戸っ子の八百屋ア太郎とデコっ八が織りなす物語であり、人情味溢れる話が多かったように記憶している。演歌調の主題歌はいまだに耳に残っている。
 赤塚作品の常で、ア太郎はどんどん影を潜め、ニャロメ、ケムンパス、べし、ココロのボスといった他のキャラクターがどんどん存在感を増し、そちらが主役をはるようになっていく。

第1回 「もーれつ息子とグータラ親父」「もーれつワンワン大暴れ」

もーれつア太郎 (1) (竹書房文庫)

もーれつア太郎 DVD-BOX Vol.1【完全生産限定盤】

花燃ゆ 3

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第3回は、「ついてない男」。
 どうでもいいが、各回のタイトルはもう少しセンスのあるものにならないか。
 江戸時代に男女が夜手をつないで船を見に行くというシーンが延々と続くのであるが、このゆるい雰囲気もなんとかならないか。「幕末のホームドラマ」なので、しかたないとあきらめるしかないか。「ついてない」と見るのをやめてしまうのも選択肢なのだが…。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

花燃ゆ 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
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太陽にほえろ! ― オリジナル・サウンドトラック

 個性豊かな七曲署の刑事たちが織りなすドラマ「太陽にほえろ!」のオリジナル・サウンドトラック。大野克夫の音楽は時代の雰囲気を着実にとらえ、愛をテーマにしたドラマを見事に盛り上げた。今なおその音楽は新鮮。

太陽にほえろ! ― オリジナル・サウンドトラック

花燃ゆ 2

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第2回は、「波乱の恋文」。
 さっそく第2回は、懸念したとおり単なるホームドラマになってしまった。まだ序盤なので、人物紹介として家族を丁寧に描くのは分かるのだが、もう少し幕末の日本を取り巻く列強の様子など、時代の背景を盛り込んでも良いのではないか。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

花燃ゆ 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
4149233683

花燃ゆ 1

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第1回は、「人むすぶ妹」。
 NHKのWebサイトで、企画意図のコーナーに「幕末のホームドラマ」「幕末の学園ドラマ」と掲げてあるので、正直不安になった。歴史のうねりを感じる、重厚な大河を渇望しているので、今回もライトな路線かと思うと、見る前から期待はしていなかった。
 だが、1回目はなかなか力の入った出来映えであった。学問への志が前面に出ている点が、中身を引き締めていた。ストーリーも良くまとまっており、今後に期待を抱かせる感触があった。
 どうか、安易なホームドラマに落ちいらず、高い志を感じさせる物語を紡いでいってほしい。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

花燃ゆ 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
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マニフィーク・シノワ

 二胡の世界的演奏家、姜 建華(ジャン・ジェンホワ)のアルバム。悠久の大地を思わせる二胡の音色は、「シルクロード」「ラストエンペラー」などの曲を引き立てる。
 このアルバムには、他にも「パリは燃えているか」「エナジー・フロウ」「カルメン」「チャルダッシュ」など多彩な曲が収録されており、二胡の表現力の豊かさを伝える。

マニフィーク・シノワ
ジャン・ジェン・ホワ

NHKスペシャルドラマ 「坂の上の雲」 オリジナル・サウンドトラック

 坂の上の雲に向うように、希望と理想を追い求めた明治人の気概と精神を日清・日露戦争を軸として描き出した司馬遼太郎の「坂の上の雲」。あれほど壮大で重層的な作品を映像化したのはまさに快挙であり、そのクオリティの高さは、未だにいくつもの名シーンと共に深く印象に残っている。
 このドラマを支えたのは、久石譲の洗練された音楽であり、ことにエンディングの「Stand Alone」は名曲である。サラ・ブライトマンが伸びやかに歌う曲を聴くたびに、良質のドラマに出会えた喜びが蘇る。

NHKスペシャルドラマ 「坂の上の雲」 オリジナル・サウンドトラック
久石譲 サラ・ブライトマン

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