ベートーヴェン 交響曲第7番

 ドラマ「のだめカンタービレ」で用いられているベートーヴェンの交響曲第7番は、生き生きとしたリズムに貫かれた名曲。ワーグナーはこの曲を「舞踊の聖化」と評した。
 「のだめ」では、その一番おいしいトロのようなところを華やかなオープニングに使っている。
 お薦めのCDは、クライバー指揮、ウィーン・フィルの演奏。「運命」とのカップリングで、聴くほどにクラシックはよいと感じさせてくれる。

ベートーヴェン:交響曲第5&7番
クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
B00006BGR2

ドラマ のだめカンタービレ

 二ノ宮知子原作のコミック、「のだめカンタービレ」がフジテレビ系列で放映された。
 上野樹里は、のだめの雰囲気をよく出しており、台詞も原作に忠実であった。個性的な俳優が多く、アップテンポの演出で楽しめたが、特におちこぼれ教師を演じる西村雅彦は味があった。シュトレーゼマンの竹中直人は意外だったが、彼の役者魂がこれからどのように披瀝されるのか、興味津々。
 音楽が加わることで、原作の世界が大きく広がった。オープニングのベートーヴェン交響曲第7番から引き込まれる。悲愴や二台のビアノのためのソナタなど、原作に沿った形で演奏され、これも大いに楽しめた。
 クラシックの魅力に溢れ、芸達者な俳優陣と巧妙な演出、優れた原作に支えられ、目の離せないドラマとなりそうだ。

のだめカンタービレ オフィシャルサイト

のだめカンタービレ(1)
二ノ宮 知子
4063259684

クレーメル ハッピー・バースデイ

 ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカによる「ハッピー・バースデイ」は、数々の要素が詰め込まれた魅力的なアルバム。「ハッピー・バースデイ変奏曲」は、おなじみの旋律が、モーツァルト風、ベートーヴェン風、映画音楽風など、様々なスタイルで奏される。
 ウィットに富んだ「マックモーツァルトのアイネ・クライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク」、「蛍の光変奏曲」や、癒しと新鮮な驚きのあるカヒーゼの「ブリッツ」幻想曲など、洗練されたユーモアと軽やかな情感のある曲が繰り広げられる。
 高度な技巧と澄んだストリングスの響きが、多彩な音楽の世界に誘ってくれる。

ハッピー・バースデイ
クレーメル(ギドン) クレメラータ・バルティカ
B00007GREG

4つの最後の歌

 「4つの最後の歌」は、リヒャルト・シュトラウスの死の直前に作曲された、最後の作品。群馬交響楽団の演奏で初めてこの曲を聴き、その独特な雰囲気に魅せられた。
 カラヤン指揮、ベルリン・フィルの演奏のCDを聴いたが、オーケストラの澄んだ響きの美しさはもとより、ヤノヴィッツの豊かな歌唱が素晴らしい。

R.シュトラウス:4つの最後の歌
カラヤン(ヘルベルト・フォン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヤノヴィッツ(グンドゥラ)
B00005Q7QB

新選組!オリジナル・サウンドトラック

 NHK大河ドラマ「新選組!」のオリジナル・サウンドトラックを聴く。このドラマを盛り上げていたのは、優れた脚本、個性豊かな俳優と共に、服部隆之による高揚感のある音楽であったことを改めて感じさせてくれる。
 曲づくりには、ケーナ、ブズーキ、尺八などの楽器も使われ、無国籍な雰囲気も醸されている。ピアノは時代のイメージにあわないとされ、本編の音楽に用いられなかったが、このCDにはサービスとしてピアノ・ヴァージョンも収録されている。
 ジョン・健・ヌッツォの歌うテーマ曲をはじめ、数々の勢いのある音楽を聴くと、ドラマ「新選組!」を見ていた時のわくわくした思いが蘇ってくる。

NHK 大河ドラマ 「新選組!」 オリジナル・サウンドトラック
広上淳一 三谷幸喜 O.S.T.
B00018WKLI

最新! TV-クラシック CM篇 Vol.2

 コマーシャルなどで使われた、有名なクラシックを集めたCD。あれ、あのCMの曲は何だったけ、というときちょっと聴くにはいいかもしれない。音源の多様さはなかなか。

最新! TV-クラシック CM篇 Vol.2
プント(ロメリー) バウムガルトナー(ルドルフ) フンケ(クリスティアン)
B00013F6C8

ルービンシュタイン・プレイズ・ショパン

 ピアノの巨匠、ルービンシュタインの演奏するショパンは、風格がありながらも、自然と心に染み入る音楽。
 数々の名曲がセレクトされた2枚組のCD「ルービンシュタイン・プレイズ・ショパン」には、その魅力が凝縮されている。特に、バラード第1番には感銘を受けた。

プレイズ・ショパン

クライバー ブラームス交響曲第4番

 カルロス・クライバー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ブラームスの交響曲第4番。第1楽章、第4楽章の推進力、第2楽章の清澄で深みのある響き、第3楽章のリズム感溢れる華麗さ。名盤とよばれるにふさわしいスケールと格調のある演奏だ。

ブラームス:交響曲第4番
クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
B00006BGR9

小澤征爾 マーラー交響曲第4番

 小澤征爾指揮、ボストン交響楽団のマーラー交響曲第4番を聴く。暖かい抒情を感じるマーラー。

マーラー:交響曲第4番
ボストン交響楽団 カナワ(キリ・テ) マーラー
B00005FFX6

千秋真一指揮 ブラームス交響曲第1番

 「のだめカンタービレ」の主人公、千秋真一が指揮をするという設定の「ブラームス交響曲第1番」。ライジングスター・オーケストラとは、どんな人々が演奏しているのであろうか。のだめカンタービレのヒットもあり、かなりの枚数が売れているらしい。
 演奏は、意外にまっとうであった。この演奏に対しては賛否両論あるようだが、名曲の良さを素直に伝えているという印象を受けた。
 ドヴォルザークの交響曲第8番第1楽章の間違い探しスコア版、スプラフォン版が併録されている。山野雄大の解説がなかなか良い。

ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ
R☆Sオーケストラ 千秋真一
B000ALJ16S

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