新海誠 ほしのこえ
新海誠監督による、心象スケッチ風のアニメーション。25分ほどの中編だが、これほどのクォリティのアニメーションが、ほとんど一人で描かれたことに感嘆する。日常の風景が美しい。特に、雲の表現には独特の雰囲気がある。
ほしのこえ
新海誠 武藤寿美 鈴木千尋 
新海誠監督による、心象スケッチ風のアニメーション。25分ほどの中編だが、これほどのクォリティのアニメーションが、ほとんど一人で描かれたことに感嘆する。日常の風景が美しい。特に、雲の表現には独特の雰囲気がある。
ほしのこえ
新海誠 武藤寿美 鈴木千尋 
中国を舞台にしたウォルト・ディズニーのアニメーション「ムーラン」。万里の長城を乗り越えて襲い来るフン族と戦う軍に、老いた父の身代わりとして参加する娘ムーランの成長を描く。西洋から見た東洋という趣きもあるが、ストーリーはよく練られていて、それほど違和感なく楽しめる。特に、場面の転換は見事。
子どもたちも気に入ったようで、2日続けて見る。自分も2回見たが、2度目もまったく飽きることなく、むしろ様々な伏線に気づき感心した。繊細な色彩と流れるようなテンポのよさに魅力がある、完成度の高い作品。
ムーラン
すずきまゆみ 山寺宏一 小林修 
原作者安部公房が脚本を手がけた、勅使河原宏監督の映画。砂と男女を中心にすえた独特の美的表現が展開される。カンヌ国際映画祭審査員特別賞作品。
砂の女 特別版
岡田英次 岸田今日子 勅使河原宏 
ジャズの演奏にチャレンジする高校生を描く、爽やかな青春映画。上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカなど、矢口史靖監督の役者を選ぶ眼の確かさが光る。理屈抜きに楽しめる快作。
スウィングガールズ
上野樹里 矢口史靖 貫地谷しほり 
中年のピアニストと病魔に冒された少女との恋を描くイタリア映画。小学生の頃、「カサンドラ・クロス」を見に言ったとき、同時上映されていたのが「ラスト・コンサート」だった。その優しく切ない旋律は、今でも耳に残っている。
ラストコンサート
リチャード・ジョンソン ルイジ・コッツィ パメラ・ヴィロレージ 
細菌兵器に感染した男が乗り込んだ大陸横断鉄道を舞台にした1970年代のサスペンス映画。バート・ランカスター、ソフィア・ローレン、リチャード・ハリス、マーティン・シーンなど国際的なスターが共演した。
オープニングのカメラワークが素晴しく、最初から最後まで引き込まれる。人間関係の交錯する展開も見事。様々なパニック映画の原点とも言える。
カサンドラ・クロス
バート・ランカスター ジョルジュ・パン・コスマトス ソフィア・ローレン 
アイルランドを舞台に繰り広げられる壮大な人間ドラマ。デビッド・リーン監督は、不倫を軸にして様々な愛の形を描いている。冒頭の雲、断崖に落ちる傘など、アイルランドの荒々しい自然を背景にした秀逸な映像が見事。忘れがたい映画のひとつ。
18世紀のヨーロッパを忠実に再現した寓意に満ちた映画。アイルランド生まれのバリーがたどる数奇な生涯を描く。「2001年宇宙の旅」や「時計じかけのオレンジ」のスタンリー・キューブリック監督が、細部にわたってこだわりを見せている。185分に及ぶ大作だが、どのシーンも優れた絵画のように素晴らしい。
第1部は、バリーの恋にまつわる決闘からはじまり、村を出てから様々な転機が訪れる。その先がわからない展開は、RPGのテレビゲームのようでもある。音楽も、シリアスであったり間が抜けたようであったりと、変化に富んでいる。古楽の響きがバロックのよき時代を彷彿させる。
第2部は一転、のし上がったバリーを襲う運命をゆったりとしたペースで描く。英国ナショナル・ギャラリーの絵を思わせるような優美な映像が堪能できる。
撮影もたいへん優れており、特に室内の情景はローソクの明かりだけでなされ、ほの暗い貴族社会の夜がユニークな映像になっている。
1975年度アカデミー撮影賞、美術監督賞、衣装デザイン賞、音楽賞の4部門を受賞。
バリー・リンドン
ライアン・オニール 
ピンク・パンサー3は、ピンク・パンサーシリーズの中でも最もドタバタが激しい作品で、個人的には一番気に入っている。ピンクの豹がサウンド・オブ・ミュージックよろしくジュリー・アンドリュースのコスチュームで踊るなど、オープニングの名作映画のパロディも楽しい。
ピーター・セラーズ演じるクルーゾー警部の元上司(ハーバート・ロム)が、クルーゾー警部のあまりの無軌道ぶりに異常をきたし、ペンシルベニアの奥地に秘密兵器を据え付け、国連本部を消滅させる。全世界に対してクルーゾー警部を抹殺するよう要求するが、各国が送り込んだ刺客は、クルーゾーのあまりの非常識と強運の前に、すべて自滅していく…。
あらすじを書くのもばかばかしいほどのストーリーである。しかし、ここまでドタバタに徹して本気で作る姿勢もある意味すごく、抜群の面白さ。完成度はかなり高い作品。
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