トットてれび 6
トットてれび第6話は、黒柳徹子と渥美清との出会いと別れが描かれる。
中村獅童が、ドラマが進むにつれて渥美清に似てくる。この回では、渥美がのりうつったのではないかと思われるほどの雰囲気をまとっていた。役者のすごさを感じさせてくれた。
トットてれび第6話は、黒柳徹子と渥美清との出会いと別れが描かれる。
中村獅童が、ドラマが進むにつれて渥美清に似てくる。この回では、渥美がのりうつったのではないかと思われるほどの雰囲気をまとっていた。役者のすごさを感じさせてくれた。
トットてれび第5話は、黒柳徹子が向田邦子と過ごした日々を描く。さりげない会話の中で紡がれる幸せなひととき。しかし、友は飛行機事故で世を去り、徹子は喪失感におそわれる。
後半は、前半の天真爛漫な世界とはうってかわり、陰影のあるドラマになっていく。
フリーになった黒柳徹子は、ニューヨークに旅立つ。
青森から上京するおばさん、田口ケイの役が素晴らしい。短い時間であるが、心をゆさぶるシーンであった。篠山紀信の激写、「たまねぎ頭」誕生の経緯など、楽しめるエピソードが満載。
見ている間、温かく幸せになれるドラマ。
黒柳徹子と周囲の人々を通してテレビの草創期を描いた「トットてれび」。第3回は、1961年のドラマ「若い季節」撮影のエピソード。生放送のドラマであり、セットが倒れてきたりとハプニングの連続の中で奮闘する出演者たちがほほえましい。
森繁久彌、渥美清、坂本九、植木等、三木のり平など、ブラウン管の文化を支えた人々の姿が生き生きと演じられ、勢いと温かみのある幸せな時代の空気を感じることができた。
黒柳徹子を通して、テレビ草創期を熱気を伝える「トットてれび」第2回。「夢であいましょう」のセットでその世界に引き込まれる。バラエティのみならず、生放送でドラマを作る緊迫感が伝わってくる。
森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子など初期のテレビを支えた人々を配し、にぎやかに繰り広げられる30分。喜びも悲しみもストレートに胸に響くドラマ。
黒柳徹子を描くNHK土曜ドラマ「トットてれび」の第1回が放送される。昭和28年にNHKでテレビが放送されることになり、徹子はオーディションを受験する。失敗をしつつも合格を得てテレビにエキストラとして出演するが、その天真爛漫な振る舞いは、主役より目立ってしまう。
満島ひかりの溌剌として早口でありながら、どこかのんびりした雰囲気を残す演技が素晴らしい。テレビ放送草創期の熱気を伝える撮影シーンに、スタッフの意気込みを感じる。
「私をスキーに連れてって」のホイチョイ・プロダクションズが1999年にプロデュースした、自転車便のライダーを描く快作。これも「海猿」同様、たいへん心地よい青春映画だった。
脚本も練りに練ったようだ。飯島直子演じる主役が、ブランドに囲まれる優雅な生活から、倒産により一転、汗を流す仕事に関わり仲間と交流していく様が自然に描かれている。
かつての青春映画スター加山雄三が、若者たちと本当に楽しそうに演じていたのが印象に残っている。
メッセンジャー [DVD]
飯島直子 草ナギ剛 加山雄三 馬場康夫
日本映画は「超大作」と銘打ったものはハズすことが多いのだが、青春映画は割と良作が多い。この作品も、素直によかった。
海上保安庁の潜水士を目指して訓練を積む若者たちの友情、恋愛と、オーソドックスな描き方だが、そのストレートさにたいへん好感が持てた。海でのシーンは、「亡国のイージス」より遙かに緊迫感があった。
テレビドラマの電車男を演じる伊藤淳史が、ここでも不器用だがひたむきな役を演じ、存在感を示していた。
君塚良一のテンポ良い脚本が生きている作品。いかりや長介の渋みある演技がよい。「羊たちの沈黙」「天国と地獄」などの犯罪映画へのオマージュとしての側面をもった力作。
ファンタジーというと、日本では剣と魔法の世界という、画一的なイメージがあるかもしれない。しかし、ルネ・ラルー監督の1973年に公開された映画「ファンタスティック・プラネット」は、甘っちょろいファンタジーのイメージを払拭する、鮮烈なアニメーション。巨人が支配する惑星で、ペットのように扱われる人間を描く作品。
奔放なイマジネーションの飛翔に圧倒される。
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