真田丸 13
NHK大河ドラマ「真田丸」第13話は、「決戦」。
真田の上田城を攻める徳川家康との戦を描く。このドラマではじめての本格的な合戦シーン。計画段階から丁寧に見せる。凝った舞台で繰り広げられる策謀に満ちた戦は、いままでの戦国ドラマにない味わいがあった。信繁の青春を締めくくる、密度の濃い痛快活劇。
NHK大河ドラマ「真田丸」第13話は、「決戦」。
真田の上田城を攻める徳川家康との戦を描く。このドラマではじめての本格的な合戦シーン。計画段階から丁寧に見せる。凝った舞台で繰り広げられる策謀に満ちた戦は、いままでの戦国ドラマにない味わいがあった。信繁の青春を締めくくる、密度の濃い痛快活劇。
情報共有ツール、NetCommons。国立情報学研究所が開発した無料ツールである。
職場では、これを用いてグループウェアを構築し、職員の朝会での連絡を集約したり、予定を一覧できるようにしている。また、ホームページに掲載する素材も「日誌」に記載してもらい、係がWebにアップロードする形にしている。
本書は、ホームページづくりをまかされた若手職員が、実際にWebサイトを作る事例を通して、NetCommonsの基本的な扱い方を示している入門書。Web作成上の留意点も記述され、参考になる点が多い。
活用次第で情報共有の様々な基盤が作れるNetCommonsの公式マニュアル。
池上彰、佐藤優の両氏の対談による「大世界史」。中東、中国、ドイツ、アメリカ、ロシア、沖縄など、現代に連なる歴史がひもとかれる。日本の視座から世界を見渡し、世界の視座から日本を見ることにより、日本の立ち位置を確認している。
現代を理解するための歴史を俯瞰した、示唆に富む書。
大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)
池上 彰 佐藤 優
NHK大河ドラマ「真田丸」第12話は、「人質」。
上杉に人質に出される信繁。裏切り続けた上杉に赴き、殺されてもしかたがない立場である信繁だが、上杉景勝の心をつかむ様が描かれる。景勝と直江兼続主従のやりとりが絶妙に面白い。戦国の非情さを衒いなく出しながらも、おかしみを醸す脚本が楽しめた。
「沼田城下の塩原太助」
上毛かるたにうたわれ、群馬県人であれば耳にしていることの多い「塩原太助」であるが、実際の人物伝は聴く機会がほとんどない。
桂歌丸の「塩原多助一代記-あお(青馬)の別れ-」のCDでは、三遊亭円朝の「塩原多助一代記」の冒頭部分が語られる。長大な落語であるが、実直な語りにはずっと耳を傾けていたい魅力がある。
話芸の粋を感じる、波瀾万丈の人情噺。
桂歌丸14「朝日名人会」ライヴシリーズ106「三遊亭圓朝作 塩原多助一代記-あお(青馬)の別れ-」
桂 歌丸
塩原多助一代記 (岩波文庫 緑 3-3)
三遊亭 円朝
NHK大河ドラマ「真田丸」第11話は、「祝言」。
新たに築城された上田城で祝言をあげる信繁。しかし、華やかな祝いの席の裏では、暗殺の闇がうごめいていた。
限られた空間で人間ドラマを展開する演劇の手法を駆使し、見る者の心理を見事につかむ回であった。まさに、三谷幸喜の独擅場である。このようなドラマが毎週見られることに喜びを覚える。
シャーロック・ホームズ「自転車乗りの影」を佐々木健が朗読するCD。声優が芸達者で意外と楽しめた。
シャーロック・ホームズ「自転車乗りの影」
アーサー コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保 ゆう
NHK大河ドラマ「真田丸」第10話は、「妙手」。
浜松城で徳川家康と対峙する真田伸幸、信繁兄弟、上杉に単身乗り込む信繁と、主人公の活躍が目立った回であった。名優が火花を散らす駆け引きを行い、毎回画面から目が離せない。
直木三十五の短編小説「秋篠助太刀」の朗読CDを聴く。
キレの良い文章で、テンポく話が展開される。映像的な表現で情景がよく浮かび上がる。大衆文芸に与えられる「直木賞」の基になった作家であり、その風合いが良く伝わる一編。
秋篠助太刀
直木三十五
NHK大河ドラマ「真田丸」第9話は、「駆引」。真田昌幸は策により北条、上杉を退けた後、信濃の地を国衆の合議体制で治めることを提案する。
徳川、北条のせめぎ合いの中、真田が生き残りを賭して駆け引きをする様がユーモアと緊迫感を織り交ぜて展開される。脚本が益々密度が濃くなり、磨きがかかっている。
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