機動戦士ガンダム THE ORIGIN II
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第2話は「哀しみのアルテイシア」。地球に逃れたキャスバルとアルテイシアにザビ家の魔の手が迫る。
シャアの過去を軸に、ファースト・ガンダムに至る道が抜群のクオリティで映像化されその世界に引き込まれる。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第2話は「哀しみのアルテイシア」。地球に逃れたキャスバルとアルテイシアにザビ家の魔の手が迫る。
シャアの過去を軸に、ファースト・ガンダムに至る道が抜群のクオリティで映像化されその世界に引き込まれる。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザイン等をてがけた安彦良和によるコミック作品であり、アニメーションでは安彦良和が総監督を務める。
アニメ第1話「青い瞳のキャスバル」では、独立の機運が高まるスペース・コロニーサイド3の内紛が描かれる。最高責任者ジオン・ズム・ダイクン議長が急死をとげ、その子キャスバルとアルテイシアは運命に翻弄される。
「ファースト・ガンダム」の登場人物たちの過去がじっくりと描かれ興味深い。
「ケルベロスの肖像」は、海堂尊の長編小説を原作とする映画。重層的な構成の医療ミステリー。
S・S・ヴァン・ダインの「カシノ殺人事件」が先行的なトリックとなっているのでは。
生物とは何か。その根源的な問いに、生物学者福岡伸一が、DNA発見の経緯や自らの研究の過程を踏まえて向き合った書。
魅力的な語り口で、生命の謎をときあかすドラマが綴られていく。科学的で精緻な文章でありながら、時折深い抒情をたたえて記されていく。それは、文学的香気をたたえた上質の推理小説を読んでいるかのようである。しかも、その内容は生命の神秘を伝えとめどもない深みをたたえている。
「1950年、彼女が三十歳になった秋のことだった。幸運と、その不運のすべてが、続く二十数ヶ月のうちにフランクリンの上に照射され、それはあらゆる方向に拡散した。」
DNAの構造発見に大きく寄与したX線解析を専門とする科学者、ロザリンド・フランクリンに関する本書の文である。X線を物体にあて、その構造解析を行うことに彼女の運命を象徴させた比喩に感銘を受けた。
彼女の研究はワトソン、クリック、ウィルキンズの3名がノーベル賞をとったDNA二重らせん構造の発見に大きく関わっているが、フランクリン自身の名はノーベル賞受賞者に刻まれることはなかった。
このような、巧みな表現とドラマチックな展開により、読む者を強く惹き付ける魅力に満ちている。
生命現象とその解明に挑んだ人々を描き、根源的な感銘を与えてくれる名著。
学習障害、自閉症など、発達障害をかかえる子どもたちの対応について、多くの症例から具体的な記述がなされている。医学的な見地と教育的な視点が共にあり、支援に対する方向を示してくれる。
通常学級においても困り感をもった児童生徒は多く、全ての教員が特別支援教育に対する理解を深めなくてはならないが、そのための基盤となる事柄が丁寧に記された良書。
発達障害の子どもたち (講談社現代新書)
杉山 登志郎 
有川浩の「空の中」は、航空自衛隊と高知を主な舞台とした小説。民間の試験飛行機と自衛隊機が高度2万メートルで相次いで爆発炎上する事故を起こす。パイロットの息子は、父の葬儀後まもなく不思議な物体に遭遇する。
会話についてはライトノベル風の趣きがあるが、設定はハードなSFである。未曾有の事態に巻き込まれる若者たちの人間模様がしっとりと描かれる。
様々な要素を詰め込んだSFエンターテイメントの力作。
空の中 (角川文庫)
有川 浩 
「ガタカ」は、遺伝子操作によって人々が隔てられた社会を描いたSF映画。アンドリュー・ニコル監督による1997年公開作品。
遺伝子操作によって優れた知能と体力をもった「適正者」に対し、自然妊娠で生まれた者は「不適正者」とされ、社会的にも劣る存在と見なされていた。「不適正者」である主人公が、「適正者」の仕事である宇宙飛行士を目指しあらゆる手を尽くす。
遺伝子をめぐる倫理を現実社会に反映させてリアルに表現した深みのあるSF映画。
人工知能と人間との対峙を描く映画「エクス・マキナ」。2015年公開のアレックス・ガーランド監督作品。
検索エンジンの企業に勤める青年が社長の別荘に招かれ、完全な言語能力を持つロボットと出会うことになる。
人間のAIロボットに対する心理を軸としながら、独特の映像でサスペンス溢れる展開がなされる。シンプルであるがゆえに、見る者を巧みに惹き付ける。
アカデミー賞視覚効果賞受賞作品。
1957年10月5日、ソ連の人工衛星スプートニクを夜空に見て触発された高校生が、ロケットの打ち上げに挑む映画「遠い空の向こうに」。炭坑夫の父親に反対されながらも、仲間と共にひたむきにロケットの制作に取り組む姿が清々しい。
山火事がロケットのせいだと警察から濡衣を着せられ、数学を用いてロケットの軌跡を導きだし汚名を挽回する場面がことに良かった。生きた理数にふれる実体験が、その後の人生に与える影響の大きさを示していた。
ウェスト・ヴァージニア州の小さな炭鉱町で繰り広げられる人間模様から、大きな感動を得た。高校生や教育に携わる人々に是非見てほしい、素晴しい青春映画。
「イミテーション・ゲーム」は、第2次世界大戦でドイツ軍が用いたエニグマ暗号の解読に挑む人々との関わりを中心に、数学者アラン・チューリングの生涯を描いた映画。
主役は、ベネディクト・カンバーバッチ。卓抜の演技でコミュニケーションに難のあるチューリングを表現する。
脚本も緻密に構成され、伝記映画としても見事な出来映え。
暗号解読という地味な作業をじっくりと、なおかつスリリングに映像化し、功績の大きさもしっかりと示されている点が素晴らしい。
2014年アカデミー脚色賞受賞作品。
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