宇宙よりも遠い場所 2
アニメ「宇宙よりも遠い場所」第4話から第6話は、南極観測隊に取材班として同行することになった4人の女子高生の準備段階が描かれる。長野での夏期訓練を経て、シンガポールへと渡る。
美麗な背景で、旅をしている気分にさせてくれる。4人それぞれのエピソードを交えた、明るくも切なさを含んだ巧みなストーリーに終始ひきつけられる。
アニメ「宇宙よりも遠い場所」第4話から第6話は、南極観測隊に取材班として同行することになった4人の女子高生の準備段階が描かれる。長野での夏期訓練を経て、シンガポールへと渡る。
美麗な背景で、旅をしている気分にさせてくれる。4人それぞれのエピソードを交えた、明るくも切なさを含んだ巧みなストーリーに終始ひきつけられる。
南極大陸を目指す女子高生を描いたアニメ「宇宙よりも遠い場所」。第1話から第3話では、4人の女子高校生が出会うまでを綴る。
高校2年生の少女・玉木マリは、何かを始めたいという焦りはあるものの、目的を見つけられないでいた。そんな折、南極を目指す少女・小淵沢報瀬にふとしたきっかけで出会う。
青春の息吹を爽やかに感じる序盤。背景の美しさも素晴らしい。前向きな力を与えてくれるアニメーション。
昔の少年誌には、見開きで未来を予想する絵がよく載っていた。空中を浮遊する車であふれた都市や、海中都市の様子など、未来をリアルに描き、子どもたちの想像力をかき立てた。
小松崎茂、伊藤展安など画伯の絵には説得力が感じられた。
中には、高速道路でスピード違反をする車を排除するロボット、手紙をロケットで外国に運ぶ郵便システムなど、奇妙な描写もあるが、ツッコミどころのあるパノラマを大まじめに作っていた。
どのページをみてもほほえましくも楽しい本であり、夢がある時代の良さを感じさせてくれる。当時の想像力の産物が実現したものもあるが、来なかった未来も多い。
現在の子どもたちは未来にどんなイメージを持っているのだろうかと、ふと考えさせられる。
夢のあった、わくわくした時代の空気を感じる貴重な本。
昭和ちびっこ未来画報
初見 健一 
サイエンスライター竹内薫が、子どものための学校を作るために奮戦したノンフィクション。
まずは、AIと共存する来るべき世界のために、どんな教育が必要なのかを自らの体験を踏まえてて分かりやすく語っている。学校を作るために、文部科学省、内閣府、教育委員会などに通いつめ、その中のやりとりにはシステムとしての問題がにじみでている。
学校での具体的な取り組みが、教員の授業の様子を元に語られ、実に興味深く示唆に富む。共通するのは、それぞれ方法論をもちつつも、多様性と創造性を重視し、「子どもを潰さない」教育となっている点である。
日本が世界の趨勢についていくための具体例を提示した書。
子どもが主役の学校、作りました。
竹内 薫 
アンドレイ・タルコフスキーの映画「惑星ソラリス」は、スタニスワフ・レムの小説「ソラリス」を原作とする映画。原作にない描写も多く、原作者との対立もあったようだが、SF映画としては独自の位置を占める作品であることに変わりはない。
たゆたうような水のイメージが底通し、映画館で見た時には異世界に連れて行かれたような感覚につつまれた。「思索する海」という途方もないイマジネーションを見事に映像で表現している。SF映画不朽の名作。
惑星ソラリス Blu-ray 新装版
アンドレイ・タルコフスキー
悪の天才メガマインドを主役としたドリームワークス製作の3DCGアニメーション映画。大都市を守るスーパーヒーロー、メトロマンとの戦いに勝利した後、彼の生き甲斐は…。
ヒーロー物を悪役の視点で描いているユニークなアニメ。メガマインドが悪役となった背景から始まり、アイロニーに満ちたストーリーになっている。随所に作り手のこだわりが見られる、何度も楽しめる作品。
J-PARC(Japan Proton Accelerator Research Complex:大強度陽子加速器施設)の公開日に見学に行く。J-PARCは、素粒子物理学等の最先端研究を行う、茨城県東海村にある実験施設。
高速の99.95%まで陽子を加速する世界最強クラスのハイパーマシンの心臓部、メインリングを見学する。一周1570mのシンクロトロンで、陽子のビームがこの中で約30万周する。それを実現する巨大な電磁石群はゆるやかなカーブを描き、技術の粋を感じさせる。
加速された陽子ビームは標的に衝突し、多数の素粒子を生成する。それを約300km先にある岐阜県飛騨市神岡町の地下1000mに位置するスーパーカミオカンデに発射し観測を行うT2K実験が行われている。ニュートリノ振動などの素粒子の振る舞いや、反物質の性質を調べ基礎科学に大きな貢献を成し遂げている。
地下に鎮座した観測機器は圧巻の存在感を放っていた。
多くの企業等と共同で最先端実験を行っている物質・生命科学実験施設を見学する。放射状に伸びた陽子ビーム施設群は、カラフルに塗り分けられ多様な実験が進められる様子を示していた。
日本の産業を支える施設であることが実感された。
年に1回の公開日には、職員の方々も来場者への解説にあたられていた。実験を止めることは大きな影響があろうし、見学の準備をすることにも多大な労力が必要であったことと思う。しかし、それでもこの施設の役割や日本の技術水準の高さ、将来へのビジョンを示すためにも、公開日の役割は極めて大きいと感じる。生き生きと見学をしていた子どもたちの姿が印象的であった。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第4話は「運命の前夜」。シャアと不思議な力を持つ少女ララァとの出会い、アムロの父の決意等が描かれる。
幾多の人間関係が絡み合い、壮大なドラマが紡がれていく高揚感がたまらない。ファースト・ガンダムの魅力を再認識させてくれる回でもあった。
ただ、モビルスーツの戦闘はCG丸出しではなく、ファースト・ガンダムのように職人芸的な趣を残したセル・アニメの雰囲気がほしいのだが、今となっては贅沢すぎる望みなのだろう。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第3話は「暁の蜂起」。 シャアの士官学校時代を中心に、ザビ家の御曹司ガルマとの関わり、独立への武装蜂起などが描かれる。
ダイナミックな展開で、良質の戦争映画を見るような気分であった。ザビ家の人々の過去も興味深い。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第2話は「哀しみのアルテイシア」。地球に逃れたキャスバルとアルテイシアにザビ家の魔の手が迫る。
シャアの過去を軸に、ファースト・ガンダムに至る道が抜群のクオリティで映像化されその世界に引き込まれる。
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