龍馬伝 29

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」第29回は、「新天地、長崎」。舞台を長崎に移し、第三部が始まる。いよいよ龍馬が歴史の表舞台に出る展開がなされる。
 その初回は、実に面白かった。長崎の活気溢れる街を背景に、商売の世界に活路を見いだし前進する龍馬の姿が、躍動感を持って描かれる。長崎の豪商、小曽根乾堂、イギリス商人グラバーなど、個性的なキャラクターが続々と現れる点も興味深い。
 中でも、伊勢谷友介演じる高杉晋作が素晴しい。文句なくかっこいい。このような、颯爽としたキャラクターは、このところの大河ドラマであまり出てこなかったように思う。カタルシスを感じるかっこよさ大歓迎!
 この勢いで、どんどん盛り上げてほしい。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

ソフィーの世界[CD]

 ヨースタイン・ゴルデル原作の「ソフィーの世界」をNHKがラジオドラマ化したCD。島本須美、鈴木瑞穂、津嘉山正種、毬谷友子などの声で、哲学と物語の豊穣な森に聴者を誘う。蓬莱泰三の詞で、毬谷友子が歌うテーマ曲も、印象に残る。4枚組の大作だが、物語に引き込まれ、あっという間に聞き終えてしまった。

ソフィーの世界[CD]
4140392843

ソフィーの世界

 「あなたはだれ?」

 14歳の少女に届く手紙から始まるファンタジー。哲学をできるだけ分りやすい言葉と巧みなたとえとで解説しながら、ミステリーの手法を用いて進んでゆく物語。
 「生きてあることの新鮮な感覚」を見事に描いた、中身の濃いベストセラー。

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
ヨースタイン ゴルデル Jostein Gaarder
4140802235

龍馬伝 27

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」第27回は「龍馬の大芝居」。しばらくぶりに土佐に戻り、家族との束の間の時を過ごす龍馬。その心の通い合いがよく描かれていた。これまた久しぶりの弥太郎と龍馬のやりとりも味がある。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

龍馬伝 26

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」第26回は、「西郷吉之助」。薩摩藩邸で、鉄砲教練の砲声をバックにして龍馬と西郷が対面する場面は見応えがあった。高橋克実が懐の大きさを感じさせる西郷を好演。
 海軍総練所の閉鎖に際し、勝が龍馬たちに檄をとばす場面では、弟子を育てる熱意が伝わる。
 岡田以蔵と岩崎弥太郎との怖ろしく陰影のあるシーンも印象に残る。名場面満載の密度が濃い回。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

The Time Walkers2 坂本龍馬

 ベンチャー企業を立ち上げた若者と坂本龍馬の人生が交錯する朗読CD。三木眞一郎が、やや陰のあるキャラクターを演じ、雰囲気を醸す。

オリジナル朗読CD The Time Walkers2 坂本龍馬
三木眞一郎
B0023WE4SW

龍馬伝 25

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」第25話は、「寺田屋の母」。龍馬の母役であった草刈民代が、寺田屋の女将、登勢を演じる。船宿の、光を効果的に活かしたセットが情緒を醸す。
 長州と薩摩がぶつかり合う「蛤御門の変」も、短い時間であったが濃密な描写であった。一橋慶喜と勝麟太郎の対決も見応えがあった。結局、海軍操練所は閉鎖に追い込まれるが、歴史のうねりの中で龍馬はいまだ模索の最中である。
 真木ようこ、草刈民代と、女性陣の演技が光る回でもあった。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

石の扉

 「陰に陽に世界のあらゆるものに影響を及ぼしている」秘密結社フリーメーソン。「石の扉」は、広範な取材と資料により、世界中に四百万人の会員がいるという巨大な結社の実像に迫るノンフィクション。
 古代の巨大建築を生業とする石工の組織として発足し、十字軍のテンプル騎士団を経て現在に至る歴史はたいへん興味深い。
 また、著者は、多くの事実を挙げて明治維新の立役者がフリーメーソンであったことを力説している。この部分は、やや強引な感もあるが、グラバー等の熱意は伝わってくる。
 「兄弟愛・救済・真実」の章は、共感できる点が多かった。

石の扉―フリーメーソンで読み解く世界 (新潮文庫)
4101266417

トロイ

 ギリシャ神話のトロイ戦争を題材にとったウォルフガング・ペーターゼン監督による映画「トロイ」。
 海岸で繰り広げられる戦闘シーンには圧倒される。「トロイの木馬」や、勇者アキレスのエピソードなどを基に、濃密なドラマが展開される。ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルームなどの競演も見どころ。なにより、王を演じるピーター・オトゥールが素晴しい。
 三千年前の世界を圧巻の映像で描くスペクタクル巨編。

トロイ 特別版 〈2枚組〉 [DVD]
デイヴィッド・ベニオフ
B0000YTR8M

龍馬伝 23

 NHK大河ドラマ第23回は、「池田屋に走れ」。冒頭、神戸海軍操練所が完成し、若者たちが沸き立つ様が良い。緻密に組み上げられたセットで、当時の様子を再現してくれるのが大河ドラマの醍醐味のひとつ。特に、この龍馬伝では、美術スタッフの意気込みが感じられる。
 新選組が闊歩する京の雰囲気も独特の映像で印象に残る。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

アクセスランキング

Ajax Amazon

  • Amazon.co.jpアソシエイト
  • UserLocal
  • Ajax Amazon
    with Ajax Amazon