グラディエーター
マルクス・アウレリウス帝の帝政ローマ期を舞台にした映画「グラディエーター」。大規模な戦闘シーンと、起伏に富んだストーリー、ラッセル・クロウの熱演により、172分という長尺にもかかわらず、全く飽きない。
第73回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞、音響賞を始め、第58回ゴールデングローブ賞等数々の賞を受賞した歴史巨編。
マルクス・アウレリウス帝の帝政ローマ期を舞台にした映画「グラディエーター」。大規模な戦闘シーンと、起伏に富んだストーリー、ラッセル・クロウの熱演により、172分という長尺にもかかわらず、全く飽きない。
第73回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞、音響賞を始め、第58回ゴールデングローブ賞等数々の賞を受賞した歴史巨編。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第15回は、「ふたりの京」。暖かなひとときを過ごす龍馬と堕ちていく岡田以蔵を対比させ、次の展開に繋げる。間奏曲的な回。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第14話は、「お尋ね者龍馬」。この回より第二部となり、制作者の気迫が益々高まっている感じを受ける。冒頭の、財を成した岩崎弥太郎が遊ぶ横浜のシーンから美術のこだわりが伝わる。大阪のセットも、セットとは思えない町の空気や光があった。
脱藩して放浪し、人間的な凄みを身につけた龍馬のインパクトのある演技。ダークサイドにおちた武市半平太の陰影。どの役者も、密度の濃い演技を見せる。ストーリーも重層的であり、ぎゅっと凝縮された45分であった。
司馬遼太郎が1982年、NHKホールで行った講演「文章日本語の成立」のCD。泉鏡花、夏目漱石などの文体についてふれながら、明治期から現代までの文章としての日本語の成り立ちを語る。
幸田露伴、夏目漱石など、目で追って読むといまひとつ入ってこなかった文章が、CDで日下武史など古典的素養をもった人の朗読で聴くと、鮮やかに情景が思い浮かぶ。「声に出して読む文章」のくだりは、その体験からすっと腑に落ちる内容であった。
吉川英治、志賀直哉などの優れた名文にふれたくなる講演。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第13回は、「さらば土佐よ」。龍馬が脱藩を決意し、土佐を去る回で、第1部の終わり。怪演を楽しませてくれた吉田東洋役の田中泯が舞台を降りる。龍馬脱藩によってふりかかる危難に立ち向かう決意をした坂本家の主、権平を演じる杉本哲太がよい。この人は、要所で画面を締めている。
龍馬脱藩後のダイナミックな展開を期待したい。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第12回は、「暗殺指令」。スパイものみたいなタイトルだが、ダークサイドに堕ちていく武市半平太、もののけが取り憑いたような吉田東洋、暗い嫉妬の情をたぎらせる後藤象二郎など、濃いキャラが互いの情念をぶつけあう回。他に気圧されて主役であるはずの龍馬の陰が薄くなっている感じがするが、群像劇としてはグッと惹き付けられる。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第11回は、「土佐沸騰」。桜田門外の変は、ほんのわずかの説明で過ぎ去り、土佐における龍馬のまわりのたぎる様子で歴史の雰囲気が伝えられる。吉田東洋の気迫と、龍馬の剛胆さがぶつかりあうシーンは見どころがあった。武市半平太を中心に結成される「土佐勤王党」のただならぬ気配が、当時のわき上がる志士の様を観る者によく伝えていた。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第10回は、「引き裂かれた愛」。幕末の動乱を、龍馬の身の回りに降りかかる出来事を通して観る者に実感させる見事な脚本と演出。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第8回は、「弥太郎の涙」。香川照之演じる弥太郎が、父のために江戸からボロボロになって戻る。ひたすら小汚い役に徹し、潔ささえ感じる。田中泯演じる吉田東洋の存在感がまた凄い。ダークなキャラと対照をなし、福山龍馬の明度と清涼感は自ずと高くなる。どのキャラクターも際立ち、ドラマの陰影をくっきりとさせている。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第7回は、「遙かなるヌーヨーカ」。龍馬と河田小龍との出会い、父親との別れが描かれている。児玉清の暖かみを軸として、よき家庭の雰囲気が出ていた。病気で体を横たえた龍馬の父と河田小龍との会話が静かな居住まいの中で交わされ、いい絵になっていた。
攘夷にのめり込む武市半平太の暗い熱情、パワフルにあがく岩崎弥太郎など、キャラクターの輝度を高め、メリハリのある群像劇となっている。脚本家の力量がいかに重要であるかを今回も強く感じさせられた。
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