さいとう・たかを 武田信玄 風の章

 新田次郎の原作を、「ゴルゴ13」のさいとう・たかをが描く劇画「武田信玄」。「風の章」「火の章」「林の章」「山の章」の4巻にわたり、リイド社から出版されている作品。
 圧倒的な画力で、戦国絵巻の如く躍動感のある物語が展開されている。ここで描かれている武田晴信は、ゴルゴ13のような知力・胆力に優れたスーパーヒーローである。血なまぐさい描写や寝所の様子などが多々あるため、子供向きではないが、重厚なストーリーは大人の漫画として読み応えがある。

武田信玄 風の章
さいとう たかを 新田 次郎
4845822490

風林火山 22

 NHK大河ドラマ「風林火山」第22回は、今川義元、北条氏康が久しぶりに登場し、三国の思惑が入り乱れる実に密度の濃い回であった。伊武雅刀演じる今川家の軍師、雪斎のアップは異様な迫力。今回、隣国に多くの敵を持つ武田家の難しい立場が一層鮮明になった。人々の真剣な眼差しと知略に満ちた展開に引き込まれた。

NHK大河ドラマ「風林火山」

風林火山 20

 NHK大河ドラマ「風林火山」第20回は、武田晴信が山本勘助を軍師として認める回。最後に、北信濃の雄、村上義清(永島敏行)が登場し、物語は次のうねりを見せ始める。

NHK大河ドラマ「風林火山」

アニメ おーい!竜馬

 NHKで放映されたアニメ「おーい!竜馬」雄飛編のビデオを見終わる。
 最終回には唖然とさせられた。竜馬が上海から日本に戻るところで話が途切れ、ほんの十数分で竜馬が暗殺されるエピソードに飛ぶのだ。肝心の竜馬が活躍する場面が全くといっていいほど抜け落ちている。勝海舟との出会いも、海援隊の話も、新選組との関わりもない。薩長連合、大政奉還などがダイジェストでふれられているだけである。武市半平太にも岡田以蔵にもまったく触れられない。
 最後の1クール、13話分が打ち切りになったとしか思えない。なぜ、これほど丁寧に作られたアニメが、途中で投げ出すような形になってしまったのか。残念でならない。

みさと芝桜公園

Sibaz_01  みさと芝桜公園に行く。所在地は現在高崎市だが、平成18年1月23日に合併する前は、箕輪城を中心とした箕郷町であった。
 箕輪城は、在原業平の子孫、長野業尚によって築かれたとされる。長野氏は、武田信玄に滅ぼされ、箕輪城は武田氏の上野経営の拠点と位置づけられた。信玄の死と共に、北条氏、井伊直政と城の主は代わっていった。
 関東平野の北西端に位置し、広大な野を一望できる榛名山中腹のこの地は、城主に様々な思いを抱かせたことだろう。Sibaz_02

 芝桜公園に着いて、子どもたちは最初あまり乗り気ではなかったが、売店でたこ焼きを買って食べたら元気が出たようで、ピンク、赤、白と彩られた公園内を走りまわっていた。

みさと芝桜公園

風林火山 15

 「私は騙されません。武田家の存念はその者の顔に表れておりまする。醜い悪鬼じゃ。」

 山本勘助に追いつめられた諏訪頼重が、晴信との和睦を決意したとき、異を唱えたのが、頼重の息女、由布姫であった。勘助と由布姫との最初の対面シーンである。この二人の関係は、ドラマの縦糸となっていくのであろう。
 内野聖陽の隻眼の演技が、ますます冴えてきている。

NHK大河ドラマ「風林火山」

風林火山 14

 風林火山第14回では、山本勘助が武田家での活躍をはじめる。風林火山の旗が新しい武田軍の象徴として翻り、晴信の時代になったことを印象づけた。前回、前々回の山本勘助に比べ、晴信と風呂に入るシーンなど、リラックスムードになっている。嵐の前の静けさの回だった。

NHK大河ドラマ「風林火山」

リンカーン

 アメリカ合衆国大統領、エブラハム・リンカーンの伝記を息子が読み終える。ケンタッキー州の荒れ野の丸太小屋に生まれ、わずかな教育しか受けなかったが、持ち前の勤勉さと向学心でついに弁護士になる。周囲からの支持を集め、政界に進出するが、落選を何度か経験する。黒人奴隷の解放を掲げ、大統領に就任するが、間もなく南北戦争が勃発する。リンカーンは時機をのがさず、奴隷解放の宣言をする。その波乱の生涯を息子の音読で辿ることは、楽しみの一つであった。
 自由と平等の理念を、奴隷解放という形で具体化するまでの苦難、5年の長きに及ぶ戦争という試練は想像を絶する。その中でも人に対する優しさと国家建設の使命を持ち続けたリンカーンの偉大さは充分感じ取ることができた。

リンカーン―どれい解放の父
松岡 洋子
4061475150

小説「風林火山」

 井上靖の小説「風林火山」は、武田信玄に仕えた軍師山本勘助を描く小説。いやあ、実に面白い。文章に勢いがある。
 NHK大河ドラマ「風林火山」の原作である。大河ドラマでは第11話までを大森寿美男がオリジナルのストーリーを作り、第12話から小説の流れに乗る。原作を読み、脚本家を始めとしたスタッフの意欲を刺激するのがわかる。確かに映像化したいと思わせる、華麗さと力強さ、人々の機微に満ちた息づかいが格調高い文の中にあった。

風林火山
井上 靖
4101063079

風林火山 12

 NHKの大河ドラマ「風林火山」の第12回は「勘助仕官」。井上靖の原作は、この回からの内容になっている。これまでは、脚本家を始めとしたスタッフが比較的自由に物語を組み立てていたが、やはり原作を直接描く回になり、力が入っていた。山本勘助役の内野聖陽も、一層演技に凄みがあった。

NHK大河ドラマ「風林火山」

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