スター・トレック BEYOND
「宇宙は広大で方向が定まらない。頼りは自分と船とクルーだけ。」
クリス・パイン主演のスタートレック、第3作。カークは船長としての悩みを持つようになる。
監督がジャスティン・リンに変わり、映画の方向性も万人受けをする内容に変化した。そのため、スター・トレックがたたえる知的な深みがなくなった感がありやや残念。異星を舞台にした西部劇のようになってしまった。ただ、敵との戦闘シーンなどの映像表現は凄い。
気軽に見られるSF映画。
「宇宙は広大で方向が定まらない。頼りは自分と船とクルーだけ。」
クリス・パイン主演のスタートレック、第3作。カークは船長としての悩みを持つようになる。
監督がジャスティン・リンに変わり、映画の方向性も万人受けをする内容に変化した。そのため、スター・トレックがたたえる知的な深みがなくなった感がありやや残念。異星を舞台にした西部劇のようになってしまった。ただ、敵との戦闘シーンなどの映像表現は凄い。
気軽に見られるSF映画。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、クリス・パインがカークを演じる、J.J.エイブラハム監督による映画。
畳みかけるアクションの連続で展開されるSF。未来都市の映像がよく出来ている。しっとりとした雰囲気や哲学的な趣きがあるオリジナルのスタートレックとは異なり、派手なSF大作に仕上がっている。
それにしても、エンタープライズ号のデザインは本当に素晴らしく、本作でも存在感を示している。改めて、1960年代に制作されたドラマ「宇宙大作戦」の偉大さを感じた。
J・J・エイブラムス監督による「スター・トレック」は、2009年公開のSF映画。
オリジナル・シリーズでは、ウィリアム・シャトナーが知的で品のあるカーク船長を演じていたが、本作ではクリス・パインが喧嘩っ早い野性味のあるカークとなっている。キャラクターはオリジナルの設定とほぼ同じであるが、並行世界という設定になっている。
オリジナル・シリーズへのリスペクトをたたえつつ、凝った映像表現とアクションで楽しませてくれる。宇宙船や都市の造形美が素晴らしい。
SFの醍醐味を満載した、新生スタートレック。
フィリップ・K・ディックが1966年に発表した短編小説を基にしたSF映画「トータル・リコール」。アーノルド・シュワルツェネッガー主演で、アクションシーンを多く盛り込んでいる。
飛行する車など、「ブレードランナー」の世界観を彷彿する部分もあるが、こちらは、ややコメディ要素が多いエキセントリックなSFとなっている。
様々なアイディアを詰め込んだ、視覚効果を楽しませてくれるSF。
007シリーズの10作目「私を愛したスパイ」。メモリアルな作品ということもあり、巨額の費用をかけ、エンターテイメントに徹した見どころの多い作品となっている。
ロジャー・ムーアのスタイリッシュでユーモアを含んだボンドが懐かしい。リチャード・キール演じる宿敵「ジョーズ」のキャラクターが鮮烈な印象を残す。ケン・アダムによるデザインが優れており、作品の魅力を高めている。クレジットには出ないが、スタンリー・キューブリックも巨大タンカー内の撮影に協力している。
スタッフの意気込みが結晶した、007シリーズの傑作。
007シリーズ第6作目、「女王陛下の007」は、ジェームズ・ボンドをジョージ・レーゼンビーが演じた唯一の映画。ピーター・ハント監督、1969年公開作品。
ショーン・コネリーのアクの強さとは対照的に、二枚目の甘い雰囲気があるボンドである。それゆえ、今までの007シリーズファンからは敬遠されていた向きがあるが、あらためて見るとしっかりとした作品である。
アルプスの敵アジトの美しさは、シリーズ一ではないか。後半の雪上アクションは緊迫感があり素晴らしい。
スタイリッシュな映像美に溢れた良作。
アニメ「ゴールデンカムイ」第24話は、「呼応」。第2期の最終話であるが、その後への期待が高まる。
金塊争奪戦を軸としながら、アイヌの風習、郷土の食、明治の文化を取り入れ、てんこ盛りの展開で毎回楽しませてくれる。なにより、北海道の自然描写がすばらしい。
泉のごとく湧き出るアイディアが輝きを放つ、超弩級エンターテイメント。
アニメ「ゴールデンカムイ」第23話は、「蹂躙」。杉元一行と鶴見中尉の師団が入り乱れ、網走監獄は混戦となる。一方、アシリパは土方の画策で、父と目される人物に近づいていく。
幾多の個性的な人物を縦横に配し、大団円に向かう回。
アニメ「ゴールデンカムイ」第22話は、「新月の夜に」。食事のシーンがいつもながらほほえましい。いよいよ網走監獄が舞台となる、第2期の終章に突入。
アニメ「ゴールデンカムイ」第21話は、「奇襲の音」。屈斜路湖でのエピソード。最後の写真館で、若き土方歳三の凛々しい写真が示される。主人公杉元との類似が興味深い。
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