アインシュタイン 火の鳥伝記文庫
『E=mc2 宇宙の総和は変わらない』
自分が子どもの頃は、伝記などはそれほど読まなかったように記憶している。しかし、長男に伝記を音読させ、偉人たちの生涯をたどると、どれも実に興味深い。各人の子どもの頃の体験、青年期の恋愛、失敗のエピソード、テーマを追いかける力強さ、有名になってからの苦悩など、人生の様々な面が一冊に盛り込まれている。伝記の面白さ、良さを実感した。
長男には、小学2年生での「エジソン」に始まり、3年間で20冊の伝記を音読してもらった。20冊目は、20世紀の科学の巨人、「アインシュタイン」を選んだ。子どもの頃からの柔軟な思考、相対性理論の発見、祖国を追われる日々、苦境の中でもユーモアを忘れない愛すべき人柄、原爆の誕生と苦悩など、波瀾の生涯が綴られている。分かりやすい言葉を用いるよう著者はつとめているが、内容は相当に濃かった。
これまで読んできた「講談社 火の鳥伝記文庫」の人物をまとめると、次のようなリストになる。日付は、ブログに掲載した日。
アインシュタイン 08/07/31
西郷隆盛 08/02/29
ノーベル 08/01/26
勝海舟 07/11/30
ニュートン 07/08/25
ガリレオ 07/07/17
一休 07/06/30
ベートーヴェン 07/05/09
リンカーン 07/04/06
キュリー夫人 07/01/31
坂本竜馬 06/12/30
福沢諭吉 06/11/04
武田信玄 06/09/28
野口英世 06/09/01
豊臣秀吉 06/07/04
ヘレン=ケラー自伝 06/06/11
手塚治虫 06/04/16
ライト兄弟 06/03/05
宮沢賢治 06/01/31 06/02/07
エジソン 05/12/29
このブログも、書き始めて3年がたつ。1日につき1つの記事を掲げる試みは、まだ途切れていない。紹介したいものはいくらでも生まれる。それほど、世の中には良いものが多いのだろう。
長男と共にたどる伝記は、このブログを書くためのペース・メーカーとしての役割を果たしているようだ。これからも偉人の生涯に刺激を受け、記し続けていきたい。
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