林家きく麿 ベタ刑事/だし昆布/殴ったあと
林家きく麿の新作落語三題を収めたCD。
ベタなことが嫌いなベテラン刑事と新米刑事のやりとりがおかしい「ベタ刑事」、だしの秘密に驚愕する「だし昆布」、浪曲で語られる人生模様「殴ったあと」。どれも独自の世界が展開され、楽しませてくれる。
シュールな鷹揚さが落語の新たな地平を志向するアルバム。
林家きく麿の新作落語三題を収めたCD。
ベタなことが嫌いなベテラン刑事と新米刑事のやりとりがおかしい「ベタ刑事」、だしの秘密に驚愕する「だし昆布」、浪曲で語られる人生模様「殴ったあと」。どれも独自の世界が展開され、楽しませてくれる。
シュールな鷹揚さが落語の新たな地平を志向するアルバム。
小沢昭一と立川談志の唯一のコラボレーション作品。
区議会議員選挙の応援演説、自宅での落語論など、素の立川談志の声が録音されている。
また、弟子に「野ざらし」の稽古をつける貴重な音源も収録。
最後の「居残り佐平次」は、圧巻の勢いをもった談志話芸の粋。
桂歌丸の落語「万金丹」「夢金」のCDを聴く。
「万金丹」は、食い詰め者が坊主と名僧になりすまし、戒名をでっちあげる噺。昔の言葉が多いが、歌丸はそれらを説明しすぎずに現代にも通じる落語として残す噺家のプロ意識を見せる。
「夢金」は、雪の夜更けに船頭が訳あり男女を屋根船で送る噺。滑稽味、サスペンス、人情譚と様々な要素がからんだ贅沢な落語であるが、これを緩急自在に演じるには相当な力量がいる。歌丸の絶妙な語り口がぐいぐいと物語に引き込んでいき、あっぱれな一席。
入船亭扇辰の落語「一眼国」「鰍澤」のCDを聴く。
「一眼国」は、見世物の語りがよい。「鰍澤」は、話者が長岡出身であるため、雪に震える旅人の姿が真に迫っている。
情景描写が素晴らしい落語。
柳家小三治の落語「芝浜」。大晦日の情景をじっくりと醸しながら、夫婦の間を細やかに表現している。そこで生まれる空気が、いつまでも浸っていたい情感を生む。
名人ならではの人情噺の逸品。
落語名人会(42)芝浜
柳家小三治
桂歌丸の落語は、淡々とした語りであるが聴いていくに従いどんどんその話に引き込まれていく。登場人物も声音を変えて語り分けている風はないのだが、自然と人物が浮かび上がり誰が話しているかがくっきりと伝わる。まさに話芸の粋である。
「塩原多助一代記-あお(青馬)の別れ-」「塩原多助一代記-多助の出世」など、上州にゆかりのある噺も貴重な口演であり、興味深く拝聴した。「左甚五郎-竹の水仙」などの名人芸も忘れがたい。
「小間物屋政談」のCDでは、本編はもとより、あれも演じたい、これも演じたいと意欲をみせる話ぶりに励まされる。
2018年7月2日、息を引き取られた。まさしく、求道の人生であった。ご冥福をお祈りいたします。
立川談笑の落語「猫と金魚」「愛宕山」「イラサリマケー」「粗忽だらけ長屋」「居残り佐平次」を収めた2枚組のCD。
「イラサリマケー」のテンポの良さが見事。言葉あそびの悠揚とした懐の深さに身を委ねて笑える。
「居残り佐平次」の飄々としながらも緊迫感をはらんだ口演は一つの世界を形作り探究された落語としての魅力をもっている。
イラサリマケー
立川談笑 
漫才を収録したCD「ラーフィン 1」を聴く。西川のりお・上方よしお、島田紳助・松本竜介、横山やすし・西川きよし など、5組の漫才を収録。絶頂期の勢いがある喋りを聴くことができる。動きが見えないがゆえに、言葉や息づかいがより深く感得できる。
Laughin’(1)
漫才 西川のりお・上方よしお 晴乃チック・タック 島田紳助・松本竜介 獅子てんや・瀬戸わんや 横山やすし・西川きよし 
中田ダイマル・ラケット、松鶴家光晴・浮世亭夢若、ミスハワイ・暁伸の漫才5本を収録したCD。ゆったりとした心持ちになれる癒しの笑い。
コメディ番組の制作に長く携わった澤田隆治の「ニッポン漫才史」はボリュームたっぷりで、資料としても価値のあるアルバム。
澤田隆治が選んだ 爆笑!漫才傑作集(1)
漫才 中田ダイマル・ラケット 松鶴家光晴 ミスハワイ 浮世亭夢若 暁伸 
横山やすし・西川きよしが絶好調であった頃の漫才を録音したCD。二人の伸びやかで楽しそうな話は素直に笑ってしまう。不幸な出自や起こした事件すら明るいネタにしてしまうたくましさ。何でも漫才に取り込んでしまう懐の深さに惹かれる。
やすきよ漫才傑作選(3)
横山やすし 西川きよし 
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