ゴールデンカムイ 1
日露戦争直後の北海道を舞台とし、隠された財宝をめぐる闘いを描くコミック「ゴールデンカムイ」。
日露戦争で活躍した戦士、杉元は、アイヌの少女と知り合い、行動を共にする。北海道の大自然に、アイヌの風習や智恵を生かしてサバイバルを繰り広げる。その細やかな描写と予想外のストーリー展開にはうならされる。
幾多の題材を贅沢に盛り込んだアクション・コミックの傑作。
日露戦争直後の北海道を舞台とし、隠された財宝をめぐる闘いを描くコミック「ゴールデンカムイ」。
日露戦争で活躍した戦士、杉元は、アイヌの少女と知り合い、行動を共にする。北海道の大自然に、アイヌの風習や智恵を生かしてサバイバルを繰り広げる。その細やかな描写と予想外のストーリー展開にはうならされる。
幾多の題材を贅沢に盛り込んだアクション・コミックの傑作。
次男が、母の日のプレゼントとして「花のババロア」を買ってくる。淡いピンクのババロア地の上に、エディブルフラワーやフルーツが色とりどりに添えられゼリーで固められている。上品な味わいの美しい贈り物であった。
フランスのコメディ映画「シェフ!」。料理へのこだわりが強すぎて職が続かない料理人と、ジャン・レノ演じるスランプ気味の天才料理人が組んで三つ星レストランを目指すお話。
90分ほどで、たいへん気軽に見られる。料理のシーンも多く、目を楽しませてくれる。
このような手軽に見られてセンスのある楽しい作品は、意外と少ない。
壁の内側に引きこもった人類が、外部の巨人に立ち向かう「進撃の巨人」。澤野弘之によるそのサウンドトラックは、一曲一曲がドラマチックな音楽になっている。
職場の旅行で上高地に行く。松本インターチェンジ付近までは雲が厚く、天候が心配されたが、現地は晴れ間が広がり別天地であった。
バスターミナルでは、穂高連峰が輝くような勇姿を見せていた。
梓川があまりに澄んでいるので驚く。川の流れが空気をより清浄にしているかのようである。
河童橋の附近では雄大な山々の美と川の清流に心洗われ、名所であるゆえんが分かる。
川岸を歩くと、白樺の木立が現れ、涼風にふかれて静かに葉を落としていた。静謐な時が流れる。
ウェストン碑は水辺の壁面にレリーフが打ちつけられ、日本各地の山々を世界に伝えた功績を讃えている。
その向かい側に見える、霞沢岳や六百山の眺望が素晴しい。
散策を続けると、猿が食事する姿が見られた。観光客の目などおかまいなしに木の実をほおばっている猿が何匹も道の脇にいた。蝶も自由落下をした後ふわりと飛ぶなど、ゆとりがある。この地では、どの生き物も伸びやかに暮らしているように伺えた。
上高地帝国ホテルの建物が、ヨーロッパのような瀟洒な趣を見せる。
ロビーラウンジでは、ケーキセットなどを喫することができる。落ち着いた空間であり、静かにお茶の時間を楽しむことができた。
美しい峰々と清冽な空気、透明に澄んだ水。上高地は、再び訪れたいと思わせる尽きせぬ魅力に満ちている。
「包丁人味平」は最もわくわくした漫画のひとつ。1973年から1977年に週刊少年ジャンプに連載された作品であり、子どもの頃、その単行本の発売が待ち遠しくてしょうがなかった。
日本料理人の息子「味平」が成長していく物語である。まだ「グルメ」という言葉すら日本に存在していなかった時代、様々な料理や料理人の姿が描かれていた。
小さな洋食料理店の修行に始まり、「包丁試し」「点心礼勝負」といった料理の対決が繰り広げられる。また、デパート間の経営上の威信をかけた「カレー戦争」など、組織としての対決も見られた。
そこでは大小の料理に関する蘊蓄が繰り広げられる。原作者牛次郎お得意の大風呂敷のものもあるが、それはそれでまことに楽しい物語であった。
料理の多様さと料理人の矜持を、昭和の熱気の中に描く「包丁人味平」は、職業漫画のルーツであり、日本漫画界のエポックメイキングとも言える名作である。
アニメ「食戟のソーマ」第22話から最終回第24話は、秋の選抜審査のクライマックスが描かれる。
毎回、趣向をこらした料理が登場し、その世界の奥深さを満喫させてくれる。個性豊かなキャラクターが織りなす起伏に富んだストーリーで最後まで飽きさせない。何より、明るく前向きな雰囲気が良い。
次回予告に至るまで、サービス精神が横溢する。優れた原作を、アニメの作り手がいい形にしようとする姿勢が伝わってくる。丁寧に作られたフルコースを味わったような満足感があった。
御馳走様でした!
アニメ「食戟のソーマ」第19話から第21話は、学園における秋の選抜開始が描かれる。カレー料理がテーマであり、カレーの奥の深さを感じさせる。登場人物それぞれが料理に個性を発揮する。大団円に向けて、料理の創作にも磨きがかかる。
アニメ「食戟のソーマ」第16話から第18話は、父親との料理対決、そして、地元商店街と駅ナカ店との唐揚げ対決が描かれる。後半になっても、面白さはまったく衰えない。
今やっている二人脚本家体制のNHK大河ドラマよりストーリーが遙かに濃く、何倍も面白い。
アニメ「食戟のソーマ」第13話から第15話は、合宿最後の過酷な試練が描かれる。主人公創真は、最大のピンチに陥る。卵料理ひとつでも、実に様々なバリエーションが描かれる。アニメの作り手は、料理の創作に敬意を払いながら仕事をしている感じが伝わってくる。
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