アニメ 食戟のソーマ 4
アニメ「食戟のソーマ」第10話から第12話は、フランス料理の課題と、本格的な料理対決が描かれる。
「至上のルセット」「東から来た魔術師」「ひと皿の記憶」と、タイトルだけでも興味をそそられる。内容は、実に奥深いものであった。極上のアニメを召し上がれ。
アニメ「食戟のソーマ」第10話から第12話は、フランス料理の課題と、本格的な料理対決が描かれる。
「至上のルセット」「東から来た魔術師」「ひと皿の記憶」と、タイトルだけでも興味をそそられる。内容は、実に奥深いものであった。極上のアニメを召し上がれ。
アニメ「食戟のソーマ」第7話から第9話は、肉料理の対決、そして学園の地獄の合宿が始まるまでが描かれる。食材や料理の描写に磨きがかかり、ストーリーもどんどん面白くなっていく。音楽も実に良い。
アニメ「食戟のソーマ」第4話から第6話は、学園寮での人々との出会いを描く。
それにしても、どのキャラクターも驚くほど個性が際立っている。それぞれが得意料理があり、まさしく「持ち味」が活かされている。
アニメ「食戟のソーマ」第1話から第3話は、定食屋の息子、幸平創真が名門料理学園に編入学し、料理を試されるまでを描く。
食材や料理の描写に力が入っている。キャラクターも一人一人実に個性豊かで、楽しませてくれる。極上のグルメ・エンターテイメント・アニメ。
「おあがりよ!」
定食屋「ゆきひら」の少年、幸平創真の料理人としての成長を描く漫画。原作、附田祐斗、作画、佐伯俊。日本屈指の料理学園「遠月茶寮料理學園」で繰り広げられる料理対決が見どころ。
料理を食べると、あまりのうまさに裸になってしまうなど、派手な演出がなされている。料理に対する蘊蓄満載の、ストーリー性豊かなコミック。
西伊豆の岩地海水浴場に行く。3年前に雲見温泉に行ったとき、民宿のおかみさんが、「岩地という素晴らしい海水浴場がありますね。」と言っていたので、ずっと気になっていた場所である。
堂ヶ島から南に15分ほど車で走ると、岩地の入江が見える。朝6時に到着する。国道沿いの駐車場に停め、海側を展望できる場所に行くと、オレンジや青の屋根が海に映え美しい。その眺望は「東洋のコート・ダ・ジュール」と呼ばれるという。
今回の旅のメインは、シュノーケリング。北側のテトラポットのあたりに魚がいるとのこと。
駐車場から眺めても、岩場付近の海は濃いグリーンを呈し、いかにも魚がいそうな雰囲気がある。
崖上の駐車場から5分ほど歩いて海岸に降りる。
浜辺からも、海水の透明度の高さがはっきりと分かる。実に澄んだきれいな水である。
初体験のシュノーケル。ライフジャケットを身につけ、海に入ると水中の様子が克明に見える。体を水にならしながら、徐々に北側に泳いでいく。
テトラポットの付近に行くと、驚くほどたくさんの魚がいる。青い熱帯魚や、黄色、黒、大きさも様々な魚が悠々と泳いでいる。群れをなしている魚もおり、感動する。これほど海岸に近い場所に、多くの魚が集まっていることに感嘆する。いつまで見ていてもあきない。
ただし、岩場であり急に深くなるので、子どもには絶対に注意が必要である。水の色をみても分かるように、かなり深く、ライフジャケットなどの装備なしでは危険である。海藻が繁茂し、足場もほとんどない。
それにしても、水中を自然に泳ぐ魚の美しさには魅了される。シュノーケリングの楽しさを子どもたちも満喫したようだ。
岩場に近づかなければ、波静かな入江であり、実におだやかな海だ。風光明媚な山々を眺めながらのんびりと泳ぎや水遊びを楽しむことができる海水浴場である。
雲見温泉の帰りにも寄った湯治場「ほたる」を帰りに訪れる。土肥と修善寺の間にある船原温泉のひとつである。料金もリーズナブルで、気軽にさっぱりとできる。
早めの夕食を、三島の「にぎりの徳兵衛」でとる。最初に穴子一本焼を頼むと、皿からはみ出る迫力。どのネタも新鮮で、海の幸を堪能する。なかでも、イクラの食感には感動する。
夕日に映える富士山を眺めながら帰路に着く。
シュノーケリングで海の豊かさを体感することができ、実りのある1日であった。
万里の長城麓に住む漢方医と、日本人ツアーの一行との交流を描く日中合作映画「王様の漢方」。
漢方医を演じる朱旭(チュウ・シュイ)の懐深い演技が素晴らしく、この作品を根底で支えている。
家族で伊豆下田の入田浜海水浴場に行く。午前7時に着くが、お盆休みの真ん中であり、久しぶりに雨があがり、やや天気が回復したこともあり、すでに大勢の人が訪れていた。
水はエメラルド・グリーンの美しさをたたえ、広い砂浜に澄んだ水が心地良い。比較的激しい波が来るので、子どもたちは波でのアップダウンを楽しんでいた。
入田浜海水浴場は、海岸の左右で若干雰囲気が違っていた。海に向かって左側はサーファーも多く、テントの数も密になり賑わっていたが、断崖に洞窟がある右側はやや落ち着いた雰囲気。
お昼過ぎに海からあがり、道の駅「開国下田みなと」に寄る。ここには漁港があり、とれたての魚を職人さんがにぎる回転寿司がある。お盆休みのお昼時ということもあり、22組待ちであった。40分ほどして席に着くことができた。
一皿130円から480円まで、様々な魚が賞味できる。最初に地金目をとるが、これが格別であった。どのネタも新鮮でたいへんにおいしい。最後に金目鯛のあら汁をたのむ。あっさりした口当たりだが深みのある味でフィニッシュにふさわしい。子どもたちにも好評であった。
天城を越えて帰路につく。川端康成の小説「伊豆の踊子」や松本清張のミステリー「天城越え」の舞台ともなった天城街道であるが、よくこれだけ山深い場所に道を作ったものだと思う。
道の駅「天城越え」に寄り、わさびソフトを食べる。すりたての伊豆わさびを、ソフトクリームのそのまま載せてある。辛みと甘みがミックスした不思議な味。
海の恵み、山の恵みを五感で楽しんだ夏の1日であった。
開高健の「開口閉口」は、ユーモアとウィットに溢れたエッセイ集。話題は、食、釣り、酒、世界情勢、人生の苦楽など、極めて幅広い。
芳醇なウィスキーのようなふくよかな香りとほのかな苦みをたたえ、じわりと余韻の残る味わいがある。
豊富な語彙とユニークな比喩で、読書の楽しみを存分に与えてくれる珠玉の随筆。
開口閉口 (新潮文庫)
開高 健
職場もこの4月に変わり、なんとか一週間が過ぎたので、自分への祝いとご褒美にワインを買う。「ラ・シャペル・ド・カロン 2000」、フランスボルドーのサンテステフ地区のワインである。
ふくよかな香りに幸せを感じる。また、あまり自己主張をせず、料理に静かに寄り添うような雰囲気がある。良いワインは、静かに充実した時を与えてくれる。
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