ラ・シャペル・ド・カロン 2009
ボルドー、サンテステフ地区のワイン「ラ・シャペル・ド・カロン 2009」。明るい色合い。香りに品がある。しっかりとしたタンニンをもち、果実味が華やかなまことにおいしいワインであった。サンテステフ地区としては、比較的リーズナブルな価格。
ボルドー、サンテステフ地区のワイン「ラ・シャペル・ド・カロン 2009」。明るい色合い。香りに品がある。しっかりとしたタンニンをもち、果実味が華やかなまことにおいしいワインであった。サンテステフ地区としては、比較的リーズナブルな価格。
マカロンの作り方や本場フランスのマカロンを紹介する本。マカロンにこれほどの種類があるとは驚く。色鮮やかなマカロンの数々は、暮らしを明るくする華やぎがある。
マカロンスタイル: 暮らしを彩る
菅又 亮輔
ビールのCMに使われた曲を集めたCD。「ゲバゲバ90分」(キリン:のどごし<生>)、「ビタースイート・サンバ」(サントリー:金麦)、「ヴォラーレ」(キリン:麒麟淡麗<生>)、「スケーターズ・ワルツ」(アサヒ:本生)、「大脱走のマーチ」(サッポロ:北海道生搾り)、「第三の男」(サッポロ:ヱビスビール)…
曲名をいくつか並べただけで、爽やかさ、のどごしの良さ、ふくよかな香り、泡のはじける音がよみがえってくる。
ビールを飲みたいっ!~最新ベスト・オブ・ビールCM
CMソング Yves Duteil 他
阿川弘之のエッセイ「食味風々録」を、長女の阿川佐和子が朗読したCDを聴く。練達の筆で綴られる食にまつわるエピソードはどれも楽しい。目の前に料理が浮かんでくるようで、お腹がすいたときに聴くとたまらない。
斉藤茂吉、志賀直哉、佐藤春男、辻静雄など、数々の文化人の素顔が食を通じてふわっと現れる場面も味わいがある。
食味風々録―娘が読む (新潮CD)
阿川 弘之 阿川 佐和子
食味風々録 (新潮文庫)
阿川 弘之
スーパーカミオカンデを見学した翌日、富山のホテルに一泊し、北陸道を通って帰る。富山から東100kmにある新潟県糸魚川市の能生インターを降り、海辺をドライブして「マリンドリーム能生」に寄る。カニの直売所や海洋公園が併設された国道8号線の道の駅だ。
能生海洋公園には、海を背景に様々なオブジェや展望台が点在し、趣がある。一画には県立海洋高等学校の実習船が展示されており、内部を見学することができる。船内は順路が迷路のようになっており、狭い内部を極限まで活用していることが分かる。
『生徒たちは、遥か洋上80日間”マグロはえ縄”漁業や海洋観測、生物調査などの重要な実習を主に、北洋、インド洋、ハワイ、タヒチ沖へと狭い船内生活の中、楽しく、苦しく、厳しい航海を体験しました。
このような体験を通して、海洋及び漁業の実態を把握し、漁法や船舶運行に関する知識と技術を総合的に習得しながら、生徒たちは、大きく強く世界へはばたいて行ったのです。』
サイトに記された実習船「越山丸」のプロフィール。実際に内部を見ると、航海の苦労が伝わってくる。
近くに魚や船に関する2階建の小さな展示施設がある。町の人々と学校関係者が力を合わせて創りあげたとのことで、手作りの趣がある。
他にも、かにや横丁、鮮魚センター、レストランなど、海の幸にふれる多くの施設がある。昨日、富山の魚と共に日本酒を飲み過ぎたので、胃のリハビリのために昼はカニぞうすいを食べるが、深みのある味を楽しめるまでになっていた。
スーパーカミオカンデでは、太陽ニュートリノの観測も行っている。能生は夕陽の景勝地でもある。太陽からの光は等しく地球に降り注ぐが、それを受け止める側は科学的であったり情緒的であったりと様々である。
いずれにしても、陽はまた昇る。今日も明日も。
「神の雫」などで、ワインへの関心も高まりつつある。不況の中でも、円高のメリットとして、輸入品の価格が安くなっている。ワインもその恩恵を受け、良質のワインが安く買えるようになった。
「キアンティ・クラシコ」といえば、イタリアの高品質ワインを保証する呼称である。安く手に入るものもあるが、中身は千差万別である。その中で、価格の割においしいワインとして、「バッディア・ディ・モローナ」を挙げたい。キアンティの名に恥じない、芳醇な香りと、ふくよかな味わい、飽きのこない趣き、なおかつ1500円前後というリーズナブルな価格に、コストパフォーマンスNo.1の価値を感じる。
ワインは、値段と味わいが比例しない。安くても良質のワインがたくさんある。その中でも、特にお薦めできるのが、モローナ氏が精魂込めて作ったワインである。
休日の昼下がり、2時間ほどで一本をあけてしまった。普段そんなに飲まないのであるが、味の良さ、香りの良さがそうさせたのであろう。品質は値段で推し量れないことを実感させてくれるワインである。
購入場所 仲沢酒店
ワインをモチーフにしたドラマ「神の雫」。原作・亜樹直、作画・オキモト・シュウによる漫画を基に、亀梨和也が主演している。ワインの味を独特な表現で映像化している。見ると無性にワインが飲みたくなるドラマ。
さぬきうどんをテーマにした、本広克行監督の映画「UDON]。ニューヨークでコメディアンを目指し、挫折して香川に戻る主人公をユースケ・サンタマリアが演じる。タウン誌の集団活劇を軸に、ほのかな恋愛、父子の確執、家族愛など、様々な要素が散りばめられている。「ブレードランナー」「フィールド・オブ・ドリームス」など映画へのオマージュも随所に入れられている。具がてんこ盛りの映画。
UDON
亀山千広 戸田山雅司
久しぶりに素晴らしいドラマに出会った。昨年亡くなった帝国ホテルの元総料理長・村上信夫氏の様々なエピソードを描いたNHKのドラマ「人生はフルコース」である。
村上氏は、パリ留学、バイキング料理の導入など、様々な経験を経て、さらにNHK「きょうの料理」の講師として、日本の食文化を広げることに多大な貢献をした。
また、東京オリンピックでは選手村料理長として、全国から集められた料理人と奮戦する。
その村上氏を、高嶋政伸が爽やかに演じている。料理人としての一途で波乱万丈の生涯は、まさに西洋料理のフルコースのような芳醇な味わいを醸していた。
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