禅と科学
鈴木大拙が1960年に行った講演のCDを聴く。90歳であるが、実に矍鑠としており、声に張りがある。
東西思想の対比から、分かりやすい喩えを用いながら自由をもたらす世界観を語る。
禅と科学 (新潮CD 講演)
鈴木 大拙 
鈴木大拙が1960年に行った講演のCDを聴く。90歳であるが、実に矍鑠としており、声に張りがある。
東西思想の対比から、分かりやすい喩えを用いながら自由をもたらす世界観を語る。
禅と科学 (新潮CD 講演)
鈴木 大拙 
「徹底図解 パソコンが動くしくみ」を、子どもが図書館から借りてくる。パソコンの動作に始まり、CPUの高速化、メモリの高速化、光ディスクやフラッシュメモリのしくみなど、基礎から専門的な内容まで幅広く取り上げられている。
図が豊富なので、子どももぱらぱら見ながら、ゲームで馴染みがあるDVDやSDHCカードなどメディアの仕組みについて興味を持ったようだ。
徹底図解 パソコンが動くしくみ
トリプルウイン 
子どもが図書館で「徹底図解 放送のしくみ」を借りてくる。テレビ局やラジオ局の制作の流れ、放送の技術、CMや視聴率、デジタル放送や録画機器、放送の歴史と近未来放送など、多角的に記されている。イラストや写真が豊富で、ビジュアルに見渡せる本。
徹底図解 放送のしくみ
トリプルウイン 
1テーマ2ページで、見開きの左側が解説の文章、右側がカラー図表と統一された、見やすく分かりやすい電子回路の入門書。電子回路、半導体の基礎から、アナログ回路、デジタル回路まで良く整理されており、キッチリと基本が押さえられる。
2つの車輪とセンサーによって、様々な動きをさせられるプログラミング・キット「プロロボUSB」。車体とUSBに収められた制御プログラム作成ソフトがセットになって2,300円というリーズナブルなロボット。
前進・後退、左右の回転などをパソコン上のフローチャートで作成し、USBを介して命令を転送することによって動作を制御させることができる。シンプルだが、モーターの細かい制御や、分岐・繰り返しを含むプログラミングが実感できる。
基礎的なプログラミングの学習に好適な教材。
7年の歳月をかけ、60億kmの距離を経て地球に小惑星のサンプルを持ち帰った「はやぶさ」。そのプロジェクトの実際を、リーダーであった川口淳一郎が記した書。
はやぶさが次々と困難に直面し、何度も生還不可能と思われた事態に陥ったあらましは知っていたが、プロジェクトマネージャー自らの語りは臨場感を持って迫ってくる。
また、はやぶさは幾多の危機に直面しても、数十億km彼方からのわずかな電波を頼りに、使命を遂げようと立ち直る。リチウムイオン電池の放電で、もはやこれまでかと思われた時も、プログラムに命令が組み込まれていないにもかかわらず、補充電が行われていた。それについて、
「なぜ、そんなことが起こったのか。答えは当時もいまも、わかりません。一つだけ確かなのは、やはり「はやぶさ」には、人知を超えた特別な何かがある、ということです。」
人知を尽くし、何があっても帰還させようという執念があったから、機械もそれに応えたのではないか。科学は人の思いと無縁ではないとつくづく感じる。また、機械であるにもかかわらず、はやぶさを自らの子どものように愛おしく思う著者の気持ちにも同感できる。
絶体絶命の危機を乗り切り、自らは大気圏に燃え尽きながら地球にイトカワのサンプルを放つはやぶさ。その奇跡の生還は日本人に大きな勇気を与えた。次世代への夢と希望をつなぐミッションの完遂は計り知れない重みをもつ。
「燃料電池」「ナノテクノロジー」、次世代を支えるであろう2つの技術を、図解でこの上なく分かりやすく解説した書。美麗なイラストは、見ているだけでもイマジネーションを刺激する。
1973年に刊行され大ベストセラーとなった小松左京の「日本沈没」を、同年に制作、公開した映画。わずか4ヶ月の製作期間であるが、脚本、演技共に堂々たる日本映画である。
とぎれない緊迫感、名優の熱演で、最後まで引き込まれる。特に、首相としての苦悩を丹波哲郎が実によく演じていた。
マントル対流による沈没のメカニズムを解説する学者役に、東大教授であった竹内均がそのまま演じている。子どもはこのシーンを繰り返し見ていた。地球物理学への関心を高める映画としても価値があったのではないか。
日本沈没を予見する田所博士を、小林桂樹が捨て身の熱演をしており、印象に残る。小林桂樹は2010年9月に亡くなられたが、田所博士のような一途な演技は、現在の日本の映像界では大変貴重だとつくづく思う。
日本沈没 [DVD]
小松左京 
2006年に公開された映画「日本沈没」は、1973年の映画に比べ特撮は力が入っているが、人間ドラマや緊迫感は遠く及ばない。何より、1973年版は丹波哲郎演じる首相をはじめ、為政者の苦悩が前面に出ていたが、2006年版はそれがあまりに希薄になっている。あくまで樋口真嗣監督によるエンターテイメント作品。
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