ボルト
ディズニー・アニメ「ボルト」を再度見る。改めて、背景の美しさに感銘を受ける。宮崎駿、スティーブ・ジョブズが敬愛するジョン・ラセターが監督しただけのことはある。
英語音声・英語字幕で見るが、やはりライノの存在感は際立っていた。ボーナス・コンテンツで、ハムスターの「ライノ」を演じる声優さんが、半端でないテンションの高さで、家族一同爆笑した。
ボルト [DVD]
ジョン・ラセター
ディズニー・アニメ「ボルト」を再度見る。改めて、背景の美しさに感銘を受ける。宮崎駿、スティーブ・ジョブズが敬愛するジョン・ラセターが監督しただけのことはある。
英語音声・英語字幕で見るが、やはりライノの存在感は際立っていた。ボーナス・コンテンツで、ハムスターの「ライノ」を演じる声優さんが、半端でないテンションの高さで、家族一同爆笑した。
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ジョン・ラセター
西伊豆の岩地海水浴場に行く。3年前に雲見温泉に行ったとき、民宿のおかみさんが、「岩地という素晴らしい海水浴場がありますね。」と言っていたので、ずっと気になっていた場所である。
堂ヶ島から南に15分ほど車で走ると、岩地の入江が見える。朝6時に到着する。国道沿いの駐車場に停め、海側を展望できる場所に行くと、オレンジや青の屋根が海に映え美しい。その眺望は「東洋のコート・ダ・ジュール」と呼ばれるという。
今回の旅のメインは、シュノーケリング。北側のテトラポットのあたりに魚がいるとのこと。
駐車場から眺めても、岩場付近の海は濃いグリーンを呈し、いかにも魚がいそうな雰囲気がある。
崖上の駐車場から5分ほど歩いて海岸に降りる。
浜辺からも、海水の透明度の高さがはっきりと分かる。実に澄んだきれいな水である。
初体験のシュノーケル。ライフジャケットを身につけ、海に入ると水中の様子が克明に見える。体を水にならしながら、徐々に北側に泳いでいく。
テトラポットの付近に行くと、驚くほどたくさんの魚がいる。青い熱帯魚や、黄色、黒、大きさも様々な魚が悠々と泳いでいる。群れをなしている魚もおり、感動する。これほど海岸に近い場所に、多くの魚が集まっていることに感嘆する。いつまで見ていてもあきない。
ただし、岩場であり急に深くなるので、子どもには絶対に注意が必要である。水の色をみても分かるように、かなり深く、ライフジャケットなどの装備なしでは危険である。海藻が繁茂し、足場もほとんどない。
それにしても、水中を自然に泳ぐ魚の美しさには魅了される。シュノーケリングの楽しさを子どもたちも満喫したようだ。
岩場に近づかなければ、波静かな入江であり、実におだやかな海だ。風光明媚な山々を眺めながらのんびりと泳ぎや水遊びを楽しむことができる海水浴場である。
雲見温泉の帰りにも寄った湯治場「ほたる」を帰りに訪れる。土肥と修善寺の間にある船原温泉のひとつである。料金もリーズナブルで、気軽にさっぱりとできる。
早めの夕食を、三島の「にぎりの徳兵衛」でとる。最初に穴子一本焼を頼むと、皿からはみ出る迫力。どのネタも新鮮で、海の幸を堪能する。なかでも、イクラの食感には感動する。
夕日に映える富士山を眺めながら帰路に着く。
シュノーケリングで海の豊かさを体感することができ、実りのある1日であった。
高崎高校の文化祭、第63回翠巒祭が、2015年6月6日・7日に開催される。初日の朝方、校舎の前を通りかかると、まだアーチが完成していないようで仕上げの作業をしていた。スタッフの苦労の一端が伺えた。
12時開始のファンファーレとともに、大勢の人が校内に溢れる。
今年の巨大壁画は、アメリカのハワイ州にある平等院テンプルをモチーフとしている。京都ではなく、ハワイの平等院にしたのは、山に囲まれている様が観音山に抱かれた高崎高校と似ているためとのこと。
物理部の会場を訪れると、長男が熱心に来場者に説明をしていた。ヘロンの噴水について、原理を伝えているようであった。子どもたちも良く聴き入っていた。3年生の長男にとっては在校生として最後の文化祭となる。
今年は物理部員がだいぶ増えたようで、会場に活気があった。自作のゲームや、空気砲など、来場者も楽しんでいる様子がみられ、なによりだった。
レールガンの実験映像が流れていたが、まさしく物理的な内容で感心する。激しいため実演は危険なのかもしれないが、レールガンに限らず是非このような実験のデモンストレーションと解説を充実させてほしい。
アーチはなんとか完成されたようで、夢の世界に誘うような優美な姿で来客を迎えていた。
校舎内は大勢の人で溢れ、たいへんな活気を呈していた。模擬店のメニューも安くておいしく、人気がある。
ゴミの置き場を休憩所のそばに設けるなど、改善をしているようであった。ゴミ担当の高校生が明るい表情で活き活きと仕事をしている姿が印象的であった。
文化祭実行委員が運営する喫茶室は、凝った装飾に彩られた静かな空間になっており、落ち着ける。窓を飾る切り絵もセンスがあり、外の景色を映して爽やかな作品となっていた。
豊かな緑に囲まれた学舎で行われた活気溢れる文化祭は、高校生の充実した日々を思わせる。
生徒たちにとっても、訪れた人にとっても、良き思い出を残すことだろう。
不器用な親子とそれをとりまく人々の温かい眼差しを描く重松清の「とんび」。
主人公ヤスさんのキャラクターがすてきで、子ども生まれてはしゃぐ最初の章を読んだだけで涙が出てしまった。
心の深いところからとめどなく感動を呼び起こす小説。
とんび (角川文庫)
重松 清
2013年公開のディズニー・アニメ「アナと雪の女王」。雪と氷の描写があまりに素晴しい。1940年の「ファンタジア」の中に、チャイコフスキーの「花のワルツ」をバックにして秋から冬への移ろいを表現した感動的なアニメーションがあるが、本作はその系譜を継いでいる感じがした。
ディズニーの職人芸的なこだわりが発揮された美しい作品。
家族で伊豆下田の入田浜海水浴場に行く。午前7時に着くが、お盆休みの真ん中であり、久しぶりに雨があがり、やや天気が回復したこともあり、すでに大勢の人が訪れていた。
水はエメラルド・グリーンの美しさをたたえ、広い砂浜に澄んだ水が心地良い。比較的激しい波が来るので、子どもたちは波でのアップダウンを楽しんでいた。
入田浜海水浴場は、海岸の左右で若干雰囲気が違っていた。海に向かって左側はサーファーも多く、テントの数も密になり賑わっていたが、断崖に洞窟がある右側はやや落ち着いた雰囲気。
お昼過ぎに海からあがり、道の駅「開国下田みなと」に寄る。ここには漁港があり、とれたての魚を職人さんがにぎる回転寿司がある。お盆休みのお昼時ということもあり、22組待ちであった。40分ほどして席に着くことができた。
一皿130円から480円まで、様々な魚が賞味できる。最初に地金目をとるが、これが格別であった。どのネタも新鮮でたいへんにおいしい。最後に金目鯛のあら汁をたのむ。あっさりした口当たりだが深みのある味でフィニッシュにふさわしい。子どもたちにも好評であった。
天城を越えて帰路につく。川端康成の小説「伊豆の踊子」や松本清張のミステリー「天城越え」の舞台ともなった天城街道であるが、よくこれだけ山深い場所に道を作ったものだと思う。
道の駅「天城越え」に寄り、わさびソフトを食べる。すりたての伊豆わさびを、ソフトクリームのそのまま載せてある。辛みと甘みがミックスした不思議な味。
海の恵み、山の恵みを五感で楽しんだ夏の1日であった。
Louis Sachar の小説"HOLES"全文を朗読した4枚組のCD。
原文は200ページ以上あるのに、よく4枚に収まったと思うが、聴くとナットク、けっこうな速さ。だが、自ら読んだ後に聴くのには、効率が良いのでは。
次男が何章か音読した後に、おさらいとして聴いている。
Holes
Louis Sachar Kerry Beyer
中学2年生の次男と、Louis Sacharの小説”HOLES”原書の音読を始める。
比較的平易な英語で書かれており、一章一章が短めである。しかも物語はたいへんよく出来ており、見事な構成感がある。
3年前には、当時中学2年であった長男に音読させ、毎日1章くらいを読み進み、2ヶ月ちょっとで読むことができた。読み終えたときの感動は、内容の素晴らしさもあって格別であった。また、英語の力も随分伸びたように感じた。
英語の教材としても好適な作品。
Holes
Louis Sachar
高崎高校の翠巒会館で行われた福岡政行氏の講演「日本の政治と経済のゆくえ」を子どもたちと聴きに行く。豊富な話題で、90分間があっという間であった。
安倍官邸の状況から始まり、自民党リーダーの動き、公明党のスタンス、野党の状況、福島原発の現状などが実際の会話からの話から極めて明瞭に語られ、強い説得力を持つ内容であった。子どもたちも、知らない名前がたくさんでてきたであろうに熱心に聞いていた。中学2年生の次男も絵を交えながらメモをとっていた。
政治における強力なリーダー不在への懸念と、福島原発により今なお被害を被っている人々の現状と政治家の無責任な言動に対する憤りが伝わってきた。
高崎高校の第62回「翠巒祭」に家族で出かける。初日、12時開始だが、20分間に行くと校舎脇の駐車場に車を停めることができた。アーチの前には多くの人が行列をつくっていた。5月末というのに、33度の気温。開場前からたいへんな熱気。
アーチは校門を覆い尽くして5つもの入り口を設けた力作。来場者に非日常へと誘う存在感がある。
校舎一面を飾る巨大壁画は、湖畔に面した洋風の街並みが表現されていた。湖水に映る尖塔の建物が美しく爽やかな印象を与えていた。
今年のテーマは、"No Limit!" 『高崎高校全体が一丸となって「翠巒祭の成功」の為に奔走していこうという意思表示です。』とパンフレットに記されている。伝統を継承し、無限の発展を遂げる意気込みが感じられる。
長男も高校2年生となり、物理部で自作のゲームを展示できるようになった。説明にもゆとりが感じられる。社会的にも、部員の皆さんにだいぶ鍛えていただいたようだ。
物理部では、表面張力など身近な科学の説明を子どもたちに行っていた。このような展示は、今後どんどん発展させていってほしいと願う。
鉄道研究部は、いつもながら見事なジオラマを作成している。長岡駅付近の様子は、特に力が入った出来映えであった。
和太鼓部の力強い演奏が、イベントステージから響き渡る。イベントステージの背景も、写楽、北斎、歌麿などの名画を取り入れた迫力の構図。
喫茶店は実行委員が運営している。廊下のデザインには力が入っている。
教室の窓の切り絵もたいへん凝っている。部屋全体でひとつのアート。憩いの空間にしようという配慮がされている。
翠巒会館で吹奏楽部の演奏を聴いたが、たいへん楽しめた。特に、マリンバの演奏が素晴らしい。3人で同時に一つのマリンバを叩くパフォーマンスには圧倒された。
薔薇は今年も咲き誇り、心安らぐ空間を作っている。
「バラの香匂ふ 学び舎にて 友よ。」
校歌の一節が、自然と今年も浮かび上がる。
高崎高校の翠巒祭は、一部を見たに過ぎないが、至る所デザイン・センスに溢れ、来場者を無言でもてなしてくれた。
訪れる人を楽しませようという熱い思いの総意で、「おもてなし」を自然と体現していた文化祭であった。
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