ワイルド・ソウル 下
垣根涼介の「ワイルド・ソウル」は、下巻において怒濤のストーリーが繰り広げられる。
ブラジル入植に関わった人々が集い、壮大な計画を実行していく。先の読めない展開、様々な人情の機微、そして、スピード感溢れる対決。ページをくるのがもどかしいほど面白い。
爽快な読後感をもつ、極上のエンターテイメント。
ワイルド・ソウル(下)(新潮文庫)
垣根 涼介
垣根涼介の「ワイルド・ソウル」は、下巻において怒濤のストーリーが繰り広げられる。
ブラジル入植に関わった人々が集い、壮大な計画を実行していく。先の読めない展開、様々な人情の機微、そして、スピード感溢れる対決。ページをくるのがもどかしいほど面白い。
爽快な読後感をもつ、極上のエンターテイメント。
ワイルド・ソウル(下)(新潮文庫)
垣根 涼介
垣根涼介の小説「ワイルド・ソウル」は、ブラジルに渉った日本人移民の悲劇をベースにしたサスペンス。上巻では、日本政府の募集に応じ、夢を求めて密林にわたったものの、絶望と貧困にさいなまれる人々姿と、その後の人々の様子が描かれる。
読書の醍醐味を与えてくれる傑作小説。
ワイルド・ソウル 上 (新潮文庫)
垣根 涼介
吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世と、その治療にあたった言語療法士の友情を実話を基に描いた作品「英国王のスピーチ」。ジョージ6世は、現イギリス君主エリザベス2世の父であり、吃音があった事実を映画化することに、イギリス映画界の懐の深さを感じる。
エリザベス妃の役はヘレナ・ボナム=カーターであったが、気品があり前向きな姿勢をもった演技にはたいへん好感がもてた。暗くなりがちなテーマの中で、この人が映画に明るさをもたらし、大きく貢献していると感じた。
第83回アカデミー賞における作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞受賞作品。
藤沢周平の「蝉しぐれ」は、藩内の政変にまきこまれた少年の成長を描いた時代小説。美しい風景描写の内に、友情とほのかな恋愛がしっとりと描かれる。
爽やかな読後感のある、藤沢周平の代表作。
蝉しぐれ (文春文庫)
藤沢 周平
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の最終回は、「いざ、鹿鳴館へ」。
結ばれた二人は鹿鳴館でダンスをし、敷設されたばかりの鉄道で群馬を去る。最終回を45分にとどめたのはせめてもの心遣いか。
50話、やっと見終わった。歴史ファンを一顧だにせず、重要な歴史的事件をはぶいたりはしょったりすることが多く、そのくせネチネチとしたホームドラマ的シーンの多いドラマであった。だらだらと続く薄っぺらい会話と美和や楫取素彦をやたらと持ち上げる強引な展開には辟易した。何より人々の描き方に品性があまり感じられない。ひどい脚本でも真摯に演技を続けた方々の忍耐には感服する。
このブログでは、どんな作品でもあまり悪く書かないように心がけているのだが、大河ドラマの矜持をもって取り組んで欲しいという切なる願いで、ついついホンネを書いてしまった。
どうか、今後はNHK大河ドラマの名に恥じない魅力のある作品を世に出してほしい。
徳川二代将軍秀忠の後継争いを描いた「柳生一族の陰謀」。東映が威信を賭けて時代劇復興を目指した意欲作。1978年公開、深作欣二監督作品。
萬屋錦之介、千葉真一、松方弘樹、大原麗子、丹波哲郎、芦田伸介、三船敏郎と、錚々たるスターが競演する。変化に富んだ筋書きであり、名優同士の様々な対決が見物である。
オールスターキャストでダイナミックに繰り広げられる絢爛豪華な本格時代劇。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第49回は、「二人の再婚」。
話が二人の関係性に終始し、大河ドラマとしての歴史のうねりが添え物のように描かれているのが残念。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第47回は、「姉妹の約束」。
優香は楫取素彦の妻、寿をしっとりと演じて最後をしめくくった。
単身アメリカに渡り、日本の生糸輸出に貢献した新井領一郎の話をもう少し見たいと思った。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第46回は、「未来への絆」。
西南戦争で捕らえられた士族を群馬県では87名引き取ることになる。県令楫取素彦は、その処遇に対するスピーチを行う。
主人公を徹底して美化していくのも脚本家の手法であり、その強引な手腕には正直恐れ入る。
8代将軍徳川吉宗の時代、5日間の参勤交代を命ぜられた東北の小藩の奮闘を描く「超高速! 参勤交代」。佐々木蔵之介が味のある殿様役をしている。
コメディタッチの時代劇で、気軽に見られる作品。江戸への道中が織りなす人間模様と活劇をテンポ良く描く。お家取りつぶしの陰謀、忍の暗躍など、時代劇の王道をロードムービー風のテイストで綴るエンターテイメント。
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