ドクトル・ジバゴ
ロシア革命を背景に、歴史のうねりの中で愛を育む人々を描いた壮大な映画「ドクトル・ジバゴ」。これほどのスケールの映画は、もはや作られることは望み得ない。
名曲中の名曲である「ララのテーマ」が、バラライカの調べにのって物語を彩る。ジュリー・クリスティの知的な美しさにも強く惹かれる。
「戦争はあくまで優美に、恋愛はあくまで冷たく」
ディビッド・リーン監督の映像は、どのシーンも風格と抒情があり、見るものを自然と物語に引きずり込む。
映画の黄金期を象徴する、不滅の歴史ロマン。
最近のコメント