ぼくはだれもいない世界の果てで
柳田邦男氏の講演会で、翻訳した氏自身から解説があった絵本のひとつ「ぼくは だれもいない 世界の果てで」を次男と音読をする。文の行数が少なめのページは次男が、長めの部分は親がと交互に読み進んだ。
世界の果てで暮らす少年のまわりにあった自然が、大人によって徐々に失われていく様がディテール豊かに描かれている。テレビ、ゲーム機、携帯電話、インターネットなどに取り囲まれている現代、子どもたちが静かに自分を見つめる時を持つことの大切さに気づかせてくれる。
ケビン・ホークスの雄大な自然の絵がことにすばらしい。
ぼくはだれもいない世界の果てで
M.T.アンダーソン ケビン・ホークス 柳田 邦男
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