ビル・エヴァンス ポートレイト・イン・ジャズ
ビル・エヴァンスのピアノ、スコット・ラファロのベース、ポール・モチアンのドラムスによる1959年のジャズ・アルバム。「枯葉」「いつか王子様が」などのスタンダードが、スリリングに演奏される。"BLUE IN GREEN"も深みがある。
聴くほどに味わいの増す名盤。
ポートレイト・イン・ジャズ+1
ビル・エヴァンス
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ビル・エヴァンスのピアノ、スコット・ラファロのベース、ポール・モチアンのドラムスによる1959年のジャズ・アルバム。「枯葉」「いつか王子様が」などのスタンダードが、スリリングに演奏される。"BLUE IN GREEN"も深みがある。
聴くほどに味わいの増す名盤。
ポートレイト・イン・ジャズ+1
ビル・エヴァンス
「武田のことよりも由布姫様のことを思って生きているそちが、儂は愚かで好きじゃ。」
勘助に放った小山田信有の台詞。父の代に信虎に敗れて武田に下った小山田は、一歩離れて武田を見ており、シニカルな言動が多かった。その小山田も勘助も、結局は女性の影響下にあるという嫋々とした展開。
西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」から、森進一の「港町ブルース」まで20曲が詰まったCD、「青春歌年鑑 演歌歌謡編 60年代ベスト」。ここに収められた曲は、当時のベストに留まらず、今でも親しまれている名作が多い。「夜明けのうた」「星影のワルツ」「長崎は今日も雨だった」など、これからも歌い継がれるであろう詞とメロディにあふれている。人々にしっとりと寄り添う歌の数々は、今ではあまり味わうことが少なくなった、ゆったりとした優しさに満ちている。
青春歌年鑑 演歌歌謡編「1960年代ベスト」
オムニバス 西田佐知子 水木かおる
「えいトレ」は、ニンテンドーDSの子ども向けの英語トレーニングソフト。ベネッセが開発しただけあって、そのノウハウが盛り込まれ、ゲームを楽しみながら自然と英語の基礎が身に付くソフトになっている。
かわいいキャラクターが、それぞれ英語を喋るため、プレイヤーはすんなりとゲームに入っていける。ゲームは単純で、アルファベットをペンでなぞったり、言われた単語をペンでスライドさせてキャラクターに与えたりするのだが、毎日やっていくうちにだんだん出題される単語の数が増えていき、飽きることがない。ゲームの種類も、進度に応じて増えていく。ゲームをクリアすると、絵のカードが与えられ、それらが集まることにより、徐々に自分の英語辞典が出来上がっていく。達成感や成就感が得られるよう、随所に工夫が見られる。
また、自分の言葉を録音させて、映像に組み込むことで発音を確認することができる。ニンテンドーDSの機能をうまく生かした、学習効果の高いソフト。
ドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》の第2楽章を聴くと、自然に「遠き山に日は落ちて」の詩が浮かんでくる。元はアメリカ民謡であり、ドヴォルザークは新天地アメリカで、ボヘミアへの望郷や愛情の念を抱いてこの交響曲を作曲したと言われる。
家路への途中、この第2楽章を聴き、郷愁のような思いが込み上げ、胸に迫ってきたCDがある。小澤征爾指揮、ウィーン・フィルによる、1991年5月にムジークフェラインザールで行われた、ドヴォルザーク交響曲第9番のライヴ録音である。
このCDは、小澤・ウィーン・フィルの初録音。この記念碑的な演奏は、隅々まで名曲の魅力を伝えてくれる。優美な旋律を歌わせる艶やかな音色、繊細なニュアンスを持ちながら、盛り上がるところは思いっきり白熱する。自然な感情の起伏に溢れたスケールの大きな演奏。
ドヴォルザーク:交響曲第9番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 小澤征爾
小澤征爾指揮、ウィーン・フィルによる、ドヴォルザークの交響曲第8番のCDを聴く。1992年のライヴ・レコーディング。美しい旋律に満ちあふれたこの曲を、小澤はしなやかなリズムで色彩豊かに表現している。
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 小澤征爾
イツァーク・パールマンの指揮、ヴァイオリン・ソロによる、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番のCDを聴く。パールマンの滑らかで優美なヴァイオリンと、ベルリン・フィルがモーツァルトを弾く喜びに溢れた明朗な演奏を繰り広げる。
「交響曲第41番」の演奏も、自然な流れの音楽が息づく。間にはさまれ、「アダージョとフーガ」の荘重さが際だつ。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番&交響曲第41番「ジュピター」
パールマン(イツァーク) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
NHKの大河ドラマ「風林火山」第35回は、武田晴信が新しい側室を迎えたことから起る「姫の戦い」。久しぶりの由布姫登場である。演じる柴本幸は、収録も久しぶりということで、晴信にほっておかれた由布姫の気持ちが強く表現されていた。女性たちが全面に出てくると、勘助はいつもタジタジとなり、道化のようである。内野聖陽は、由布姫に翻弄される勘助を表情豊かに演じていた。内面、楽しんで演技をしていたのではないか。
最後の勘助と晴信とのやりとりは、主従を越えたおかしみのある対話で印象深い。
「御館様、一国の主たるものが、かようにおなごの悋気を恐れるようでは、いずれこの国は滅びましょうぞ。」
「勘助、板垣に似てきたのう。」
ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団による、ベートーヴェン交響曲第3番を聴く。洗練されたリズムで、勇壮な響きに溢れた寛やかな「英雄」が奏される。
ベートーヴェン:交響曲第3番
コロンビア交響楽団 ベートーヴェン ワルター(ブルーノ)
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