後鳥羽伝説殺人事件
内田康夫の推理小説、浅見光彦シリーズの第1作「後鳥羽伝説殺人事件」。 浅見の執念が強く感じられる作品。
ドラマCD 浅見光彦シリーズ「後鳥羽伝説殺人事件」
イメージ・アルバム 羽多野渉 小西克幸 野島裕史 置鮎龍太郎 三宅健太 斧アツシ 中田譲治 大塚明夫 谷育子 内田康夫
内田康夫の推理小説、浅見光彦シリーズの第1作「後鳥羽伝説殺人事件」。 浅見の執念が強く感じられる作品。
ドラマCD 浅見光彦シリーズ「後鳥羽伝説殺人事件」
イメージ・アルバム 羽多野渉 小西克幸 野島裕史 置鮎龍太郎 三宅健太 斧アツシ 中田譲治 大塚明夫 谷育子 内田康夫
橋爪功が朗読する三国志34巻には、「大歩す臣道」「破衣錦心」「白馬の野」「報恩一隻手」が収められている。
なんといっても関羽である。三国志を彩る豪傑のうちでも、関羽の忠義、男ぶりには溜息がでるほどあっぱれと感じ入る。
関羽の一徹さに限りない敬慕を感じると共に、忠義の対象である劉備に嫉妬の念をいだくなど、曹操の関羽に対する心理を橋爪功は見事な陰影で物語る。
美髯公、関羽の魅力をたっぷりと味わわせてくれる、臣道の核心をなす巻。
三国志(四) 臣道の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志33巻には、「火か人か」「小児病患者」「玄徳冀州へ奔る」「恋の曹操」が収められている。
曹操の大軍は劉備玄徳の徐州を急襲し、劉備、張飛、関羽の義兄弟は散り散りに分かれる。苛烈な曹操の様と追い詰められる劉備の心理を軸に、橋爪功の緩急自在の語りで風雲を呼ぶ迫真のドラマが活写される。
三国志(四) 臣道の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
NHK大河ドラマ「八重の桜」第12回は、「蛤御門の戦い」。
長州の急襲から御所を守るため、会津藩の鉄砲隊が活躍し、八重の兄覚馬も応戦をする。劣勢を覆したのは、西郷率いる薩摩藩であった。
真木和泉演じる嶋田久作は、ここで舞台を去るものの存在感があった。会津のほんわかパートと京における激戦のコントラストが鮮烈な回であり、45分がたいへん短く感じた。
史実を丁寧になぞりながら、一人一人の息吹をしっかりと描き込む手腕にはいつもながら感心させられる。
橋爪功が朗読する三国志31巻には、「鬮」「不戦不和」「奇舌学人」「雷鼓」が収められている。
「奇舌学人」の学者禰衡の弁舌は凄まじく、曹操や麾下の猛将や軍師さえもその気迫に圧せられる。演ずる橋爪功の語りも冴え渡る。
三国志(四) 臣道の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
NHK大河ドラマ「八重の桜」第11回は、「守護職を討て!」。
佐久間象山の惨殺、長州藩の上京など、蛤御門の変直前の不穏な空気をうまく醸していた。平行して、会津では地味なヒロイン八重とその家族をとりまくアットホームなエピソードが描かれる。
明暗・静動を織り交ぜ、一話一話が絶妙のコントラストとリズムを持ったドラマになっている。
NHK大河ドラマ「八重の桜」第10回は、「池田屋事件」。新選組があくまでワイルドな役回りで描かれる。会津藩は一橋慶喜からもいいように扱われ、実直ゆえに会津藩主松平容保の悲哀が一層浮かび上がる。
ラストにちらと箱館にての新島襄のシーン。オダギリジョーは幕末の動乱とは別世界の雰囲気をたたえていた。
最近のコメント