高崎高校 第60回 翠巒祭

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 高崎高校の文化祭、第60回「翠巒祭」に家族で行く。駐車場が満車だったので、家に戻り自転車で行くことにする。
 今年は60回ということで、テーマは”Try Angle"。三角形の内角の和が60であることにかけている。
 優れた美術スタッフがいるようで、入り口もアーティステックな雰囲気がある。

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 校舎の一面を飾る巨大壁画は、帆船が描かれ、力強く前進する気概が感じられる。

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 長男はいつもながら物理部のゲームにはまる。30面以上あるオリジナリティ溢れるゲームを必死でクリアしようとしていた。

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 薔薇の香匂う校舎は、今年も大勢の来場者で賑わっていた。
 作成されたアーチのように、明るい未来を目指して多くの人材が育って欲しいと切に願う。
 

群馬県立高崎高等学校

高崎高校 翠巒祭

森とオーケストラ

Morioke12_01 群馬交響楽団による第33回森とオーケストラに行く。群馬の森を会場とした野外コンサート。やや曇りがちの天気であったが、大勢の人が気軽にクラシックの響きを楽しんでた。第1部は、オッフェンバック、スッペ、ヴェルディなどの序曲で、軽快な演奏を楽しむ。ワーグナー「楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 前奏曲」は、結婚式の入場のときに使った音楽であり、懐かしい。

Morioke12_02 第2部メイ指揮者は、一般の人々がオーケストラ指揮するイベント。小中学生のお子さんも、随分といい指揮をする。第3部は、高崎市少年少女合唱団も交えた「みんなで歌おう」。爽やかな合唱の響きが森全体に広がり、心地よい。

Morioke12_03 群馬の森には、近代美術館と歴史博物館が併設されている。演奏会の後、今年は歴史博物館に寄る。小学6年生で次男が歴史を学んでいることもあり、興味深かったようだ。

Morioke12_04 群馬は古墳や埴輪など多くの歴史遺産が出土する。東国文化の中心として栄えたことが伺える。年代ごとに様々な郷土資料が展示されている。ビジュアルな工夫もなされ、見て楽しめる内容になっている。

Morioke12_05 オーケストラの響きと郷土の歴史に触れ、文化に親しんだ1日であった。

森とオーケストラ

群馬県立歴史博物館

愛される学校づくりフォーラム2012

Aigf12_01  「愛される学校づくりフォーラム2012」が、2月25日に、東京コンファレンスセンター・品川で行われる。そうそうたる授業名人や、多彩なパネラーの出演とあって、300名の定員はいっぱいとなり、参加を随分断ったとのこと。コンファレンスセンターの広い会議室は熱心な参加者でびっしりと埋まった。

 午前中は、「愛される学校づくり研究会」会長の玉置崇氏をコーディネーターとするパネルディスカッション。学校のお荷物と言われる学校ホームーページや学校評価に対し、10名のパネラーから実践紹介や方策について熱く討論された。打ち合わせをせず、玉置氏が次々とポイントをとらえてパネラーに話題をふり、鋭い突っ込みなどがあり、2時間のパネルディスカッションがあっという間であった。

 午後は、「授業名人が語る!斬る!ICT活用」として、若手教師の実践をビデオで視聴し、授業名人がコメントをする形で行われた。

Aigf12_03  算数では、小学校3年の「三角形」において、ICTと復唱法を併用した授業について、志水廣氏がコメント。前時に児童がたけひごで三角形を分けた体験を踏まえ、電子黒板で三角形を児童の意見をもとに移動して分類を進める活用法が示された。ソフトが工夫されており、三角形が自由に回転や反転ができ、分類のために三角形を移動した後にも影が残る点が評価された。

Aigf12_04  社会では、小学校3年でコンビニの物や人に着目させる授業であった。生徒がノリにノッている熱い授業であったが、ICTの活用では、コンビニ内部を自由に見せるソフトを使ったことが、逆に視点を動かしてしまうことに課題が残った。有田和正氏からは、「これだけは追求したいというものを鮮明に持つ」ことの重要さが指摘された。

 国語では、小学校6年生を対象に、谷川俊太郎の「うとてとこ」を教材とした授業が紹介された。ICTは鵜などの映像資料の提示や、基礎事項の確認に用いられた。
 野口芳宏氏からは、ICTで鵜を提示した時に、大きさ、鵜の性質、鵜飼いなどについて話をしたかという指摘があった。児童に豊かなイメージを与えるのであれば、写真でもできるという言葉には、ごもっともと思った。ICTで提示したことによって分からせた気に教師がなってしまう点は、充分に注意しなければならないと実感した。

 最後に、「授業名人と語るこれからの授業づくりとICT活用」と題し、堀田龍也氏をコーディネータとしてパネルディスカッションが行われた。授業名人3氏による含蓄のある話に、たいへん引き込まれた。授業に対する飽くなき探究があって初めてICTも生きてくることを実感させられた。
 授業名人の「じっと見て吟味」「たくさん見せてはダメ」「出し惜しみをする」という言葉、堀田氏の「ICTの万能感で見えなくするものがある」というまとめには、授業におけるICT活用の留意点が見事に集約されている。

愛される学校づくりフォーラム2012

愛される学校づくり研究会

藤嶋昭氏講演「科学も感動から」

 光触媒の発見者である、藤嶋昭氏の講演「科学も感動から」が群馬県生涯学習センターで行われる。
 2週間前に群馬県総合教育センターにおいても藤嶋氏の講演があった。東京理科大学の学長であり、現在も精力的に研究活動を続けていらっしゃるのに、1ヶ月に2回も群馬県に来てくださるその熱心さには頭が下がる思いである。

Fujisima02  今回は理科の指導者も大勢参加されていたため、光触媒の性質に関する話も多かった。光触媒で半分をコーティングした鏡を蒸気にあてる実験もなされ、興味をずっと引きつける講演であった。

Fujisima03  最後には質問をする人々の列ができた。中学2年生の長男は先頭に並び、「光触媒となる物質は酸化チタンのほかにどんなものがあるのですか。」と質問をした。「いい質問ですね。」藤嶋氏にほめられ、長男はとても喜んだ。

Fujisima04  そして、藤嶋氏のサイン入りの新書 「光触媒が未来をつくる」を手にした。自らの力で得た著者のサインと印のある本は、ずっと大事にされることであろう。本から刺激を与えられ、科学に対する思いを抱き続けることであろう。

 藤嶋氏は、小学生向けの講演でも、質問した児童に本を手渡しているという。子どもたちの身近に置かれた本は、科学への関心と意欲を永く育んでゆくことであろう。

科学も感動から 光触媒を例にして
藤嶋 昭
4487804701

時代を変えた科学者の名言
藤嶋 昭
4487805317

光触媒が未来をつくる――環境・エネルギーをクリーンに (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)
藤嶋 昭
4005007058

ぐんま教育フェスタ

Festa23_01  平成24年2月4日、群馬県総合教育センターで、教育研修員の研究発表を中心としたイベント「ぐんま教育フェスタ」が開催された。長期研修員は、1年間センターで取り組んだ研究の成果をパネル等を使って発表した。長期社会体験研修員は、企業で1年間研修した内容と、そこから得たものについて発表を行った。

Festa23_02  多くの来場者に発表することで、研修員は研究の精度を高め、表現のスキルを学んでいった。そのことは、研修員が学校に戻って子どもたちに教える中で、思考力・判断力・表現力を培う教育にも生きてくるであろう。

 午後には、東京理科大学学長 藤嶋昭氏を講師に招き、「これからの理数科教育に求められる学校教育」という題で講演が行われた。光触媒効果の発見者でもある藤嶋氏の話は、豊富な事例が次々と語られ、学問と教育への情熱に満ちあふれたものであった。
 最後に質問の時間をとり、質問者には、サイン入りの自著が手渡された。密度が濃く、充実感のある講演であった。

ぐんま教育フェスタ

サイクリング

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 50kmのサイクリングに子どもたちと出かける。朝6時に出発し、学園祭のある大学を目指す。
 行程の約半分は、川べりのサイクリングロードである。

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 休みながら進み、3時間ほどで大学に着く。行きは川沿いに下る道なので、比較的楽であった。

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 緑の茂るキャンパスでくつろぐ。学園祭の模擬店は、まだ準備中のところが多かった。何を食べようか…。

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 子どもたちは、揚げアイスに興味津々。その他にも、唐揚げ、豚バラ、お好み焼き、フランクフルトなど一通り食べていた。

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 ホールの一角で茶道部によるお手前。和の気分を味わうひととき。和菓子は京都から取り寄せたものだとのこと。子どもたちは、抹茶がたいへん気に入った様子。

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 帰りは、行きと違う道を通る。主に田園の中を走る。

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 刈り入れ時の田に稲穂が実り、景色に暖かみのある輝きを与えている。

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 去年は30kmであったが、今年は50kmをこぎ通す。疲れもあるけど、ちょっと成長したような誇らしい気持ちになった秋の1日。

 一年前(2010年)のサイクリング

中之条ビエンナーレ

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 群馬県北部で開催されるアート・イベント「中之条ビエンナーレ 2011」を見に行く。2007年から隔年で行われ、今年は3回目とのこと。緑深い自然に恵まれ、多数の温泉を有する中之条町の風景を楽しみながらの小旅行。

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 暮坂峠で昼食をとる。峠の最高点には、旅を愛した歌人、若山牧水の碑が建てられている。

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 暮坂高原「花楽の里」に寄る。多くの花々が栽培されている中に、アート作品が融和するように置かれている。最初は施設の一部かと思ったほど、アートはその場になじんでいた。

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 四万温泉エリアに行く。コバルトブルーの奥四万湖を一週した後、歩いて四万温泉街をめぐる。

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 ジブリ作品「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなった宿がある場所でもあり、清流にそって静かな佇まいをみせる建物には趣がある。

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 坂道を上り、旧第三小学校の校舎に行く。2004年に廃校になり、校舎内には当時の展示物や生徒作品などがそのまま残されている。各教室に、アーティストたちの作品が飾られ、独自の空間が作られている。

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 時を止めた学校とアートが一体となり、幻想的な世界が広がる。

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 四万温泉「清流の湯」に入る。町営の温泉であり、独特の色合いをもった清流を眺めながらの湯につかる露天風呂もある。

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 夕暮れ時、向かい側にある宿に灯がともり、情緒を醸し出す。

 自然、温泉、アートを満喫する初秋の1日であった。

中之条ビエンナーレ

マイケル・ジャクソン ヒストリー・オン・フィルム VOLUME II

 マイケル・ジャクソンのミュージック・クリップ集を長男の誕生日に買い与える。
 「今夜はビート・イット」「スムーズ・クリミナル」「スリラー」など、一流のパフォーマンスが次々と繰り出される。マイケル・ジャクソンがいかに優れたエンターティナーであったかを再認識させられる、圧巻の1枚。

ヒストリー・オン・フィルム VOLUME II [DVD]
マイケル・ジャクソン ジャネット・ジャクソン
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伊東オレンジビーチ

Ito_01  家族で伊東オレンジビーチに行く。朝7時頃に着き、市営なぎさ駐車場に停める。夏休みの土曜日であったが、この時間では人はあまり来ておらず、波穏やかで広やかなビーチという印象。

Ito_02  昼食をとりに、浜辺から歩いて数分の場所にある「魚河岸」に行く。11時半開店のところ、15分前に着いたが、もう20人ほどが店の前に並んでいた。開店時には、50人ほどの行列ができていた。第一陣として先に並んでいた20人が店の中に入り、少し待って中に通される。
 海鮮丼を注文すると、器からはみ出んばかりの刺身が目に飛び込んでくる。マグロの煮物のお通しと味噌汁がついて1050円という値段。海の幸を堪能する。

Ito_03  午後は日差しが一層強くなり、海の中が心地よい。
 北側のビーチにある、小川が流れ込む場所には、養分を含んだ海藻が繁茂しているためか、魚がたくさん泳いでいた。すぐ目の前を魚が群れをなして泳いでいる姿が見られ、中には黄色い縞模様の熱帯魚もおり、子どもたちはたいへん喜んでいた。

Ito_04  3時半頃に海からあがり、松原大黒天神の湯に行く。「魚河岸」のすぐそばにある。地元の人々もよく利用する銭湯のようだ。無色透明の湯で、ずっと入っていたいと思うほど心地よい。
 風呂上がりの熱くほてった体で、自動販売機の静岡茶500mlを一気に飲み干す。極上のひととき。

Ito_05  ビーチから少し北の伊東マリンタウンでおみやげを買う。海水浴、海の幸、魚の群れ、温泉と、南国での一日を満喫し、子どもたちも大満足であった。

伊東オレンジビーチ

松原大黒天神の湯

伊東マリンタウン

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

 マイケル・ジャクソンがロンドンで公演する予定であった『THIS IS IT』のリハーサルを綴った映画を見る。ステージにかける熱い想いが伝わってくる。踊りも演出もとにかく素晴らしい。真のエンターテイナーとしてのジャクソンの偉大さをあらためて感じさせられた。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray]
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