埼玉県こどもどうぶつ自然公園

K_db01  埼玉県こどもどうぶつ自然公園に行く。5月5日は開園記念日とのことで、こどもは入園料が無料であった。最初に記念のイベントがあり、カピバラのバッジをもらう。
 カピバラを最初に見るが、体型と言い、動作と言い、実にまったりとした生き物だ。急ぐふうもなくゆったりとエサを食べている。こちらもゆったりとした気分になる。

K_db02  カンガルー、キリン、シマウマなど、間近に見られる。コアラはほとんど動かず、代わりにぬいぐるみが置いてあっても分からないだろう。

K_db03  レッサー・パンダ、プレーリードッグなど、小動物もいろいろと見られた。全体に、おとなしい動物が多く、のんびりとした気分で過ごせる施設だ。

埼玉県こどもどうぶつ自然公園

奥日光 さかなと森の観察園

Kegonnotaki  5月の5連休初日、栃木県日光市の中禅寺湖に行く。最初に明智平ロープウェイに乗り、展望台から華厳の滝や男体山を眺める。落差97mの華厳の滝は、周囲の山々や湖と調和して見事な景観。近くに行き、エレベータで100mほど降下する。間近で見る滝は、威風を持った存在感がある。

Sakanamori_1  中禅寺湖を左手に見ながら国道120号線を東に進む。竜頭の滝の手前に「さかなと森の観察園」がある。ここは水産総合研究センターの広報施設であり、ニジマス、イトウ、チョウザメ、レイクトラウトなどの淡水魚が飼育されている。

Sakanamori_2  奥日光の豊かな自然の中に池が何カ所もあり、森の空気をあびつつ、魚の生態にふれられる。受付ではエサを配っており、池の魚に与えることができる。餌を放つたびに、紅色の腹をみせて群れるニジマスの姿を見て、子どもたちは随分喜んでいた。

Sakanamori_3  明治23年(1890)に宮内庁のふ化場として開設されて以来、百年以上の歴史がある施設であり、随所にその面影が残っている。昭和11年に皇族の控え室を兼ねて建てられた旧庁舎は、貴賓室を有し、自然と調和した趣のある建物。

Sakanamori_4  平成18年に建てられた「おさかな情報館」は、水産業の実状や水産研究の現状が展示されており、子どもたちも関心を持って見ていた。魚に関するクイズは、4種類のコースがあり、7問中4問正解すると賞状が印刷されるので、喜んで取り組んでいた。
 地味なせいか、明智平などと違い連休だというのにあまり訪れる人もいなかったが、自然を満喫できて知識も得られ、よいスポットだ。

Sugenuma  雄大な景観を楽しみながら金精峠を抜け、菅沼に寄る。湖畔には雪が残り、子どもたちははしゃいでいた。ここもほとんど人は来ないが、雪筋が映える山と湖畔、静かな湖面のコントラストが美しく、静かな時を過ごせた。

Fukiwarenotaki  最後に寄った吹割の滝では、まず橋を渡り山側の遊歩道を進む。ちょっと川向こうを散策する程度かと思ったら、これが意外と歩き甲斐のある道で、進むにつれてどんどん高い場所になっていく。上から滝を見下ろす位置まで結構昇ることになるが、よい運動になった。
 川辺に降り、近くで見る吹割の滝は、裂け目に向かって滔々と水がうねり圧巻。
 滝に始まり滝に終わった旅だったが、「さかなと森の観察園」は、間奏曲のように印象に残る場所であった。

水産総合研究センター さかなと森の観察園

華蔵寺公園

Kezoji01  伊勢崎市の華蔵寺公園に家族で行く。桜はまだニ分咲きくらいであったが、遊園地に淡い彩りを添えていた。最初に観覧車に乗り、関東平野に広がる春の景色を楽しんだ。

Kezoji02  遊園地の施設が作る幾何学的な模様と、桜の柔らかい色合いが調和し、乗り物から景観を楽しめる。それほど大きくはないが、土地の自然がうまく利用されている。

Kezoji03  ウォーター・スライダー、ジェットコースターなど、ややスリリングな乗り物もある。絶叫系というほどではないが、家族で変化を味わうことができる。

Keozji04  有料の乗り物の他にも、近くには広い芝生に遊具が点在し、子どもたちも喜んで遊ぶ。あわあわとした花々の中、春の香りを満喫できた。

華蔵寺公園

マリンドリーム能生

Nou01  スーパーカミオカンデを見学した翌日、富山のホテルに一泊し、北陸道を通って帰る。富山から東100kmにある新潟県糸魚川市の能生インターを降り、海辺をドライブして「マリンドリーム能生」に寄る。カニの直売所や海洋公園が併設された国道8号線の道の駅だ。

Nou02  能生海洋公園には、海を背景に様々なオブジェや展望台が点在し、趣がある。一画には県立海洋高等学校の実習船が展示されており、内部を見学することができる。船内は順路が迷路のようになっており、狭い内部を極限まで活用していることが分かる。

Nou03  『生徒たちは、遥か洋上80日間”マグロはえ縄”漁業や海洋観測、生物調査などの重要な実習を主に、北洋、インド洋、ハワイ、タヒチ沖へと狭い船内生活の中、楽しく、苦しく、厳しい航海を体験しました。
  このような体験を通して、海洋及び漁業の実態を把握し、漁法や船舶運行に関する知識と技術を総合的に習得しながら、生徒たちは、大きく強く世界へはばたいて行ったのです。』
 サイトに記された実習船「越山丸」のプロフィール。実際に内部を見ると、航海の苦労が伝わってくる。

Nou04  近くに魚や船に関する2階建の小さな展示施設がある。町の人々と学校関係者が力を合わせて創りあげたとのことで、手作りの趣がある。
 他にも、かにや横丁、鮮魚センター、レストランなど、海の幸にふれる多くの施設がある。昨日、富山の魚と共に日本酒を飲み過ぎたので、胃のリハビリのために昼はカニぞうすいを食べるが、深みのある味を楽しめるまでになっていた。

 スーパーカミオカンデでは、太陽ニュートリノの観測も行っている。能生は夕陽の景勝地でもある。太陽からの光は等しく地球に降り注ぐが、それを受け止める側は科学的であったり情緒的であったりと様々である。
 いずれにしても、陽はまた昇る。今日も明日も。

マリンドリーム能生

スーパーカミオカンデ 太陽ニュートリノの研究

スーパーカミオカンデ

Kamiokande01_2  岐阜県飛騨市神岡町にあるスーパーカミオカンデに行く。東京大学宇宙線研究所の観測施設であり、宇宙からの素粒子を24時間体制でとらえている。
 長野自動車道の松本インターを降り、いくつものダムが見える道を経て、幾多のトンネルを抜けて長野と岐阜の県境にある安房峠に出る。安房峠の有料道路は高速道路並の素晴しいトンネルで、あっという間に岐阜県に出る。周りには雪が残っていた。

Kamiokande03  神岡町の道の駅「スカイドーム神岡」には、光電子増倍管や、カミオカンデのレプリカが展示されている。飛騨のおみやげを売っているが、カミオカンデせんべいやニュートリノ饅頭は売っていなかった。

Kamiokande04  国道41号線から脇道に入り、しばらく進むと、工事現場のような場所が入り口であった。神岡鉱山と書いてあるのみで、ここが東大の研究施設入り口とはまったく分からない。子どもたちは探検気分で懐中電灯を振り回して喜んでいた。この坑の奥、山の地下1000mの場所にスーパーカミオカンデがある。

Kamiokande05  東大の先生が、専用車両(錆びたバン)で坑内から迎えにきてくれる。入り口から1.7km奥に、車に乗っていく。スーパーカミオカンデのビデオを見た後、エレクトロニクスハットと呼ばれるスーパーカミオカンデの上部に行く。ドーム状になっており、天井はアルミ等のシールドで覆われ、ラドンなどの放射線が入らないようになっている。周りには様々な機器が配置され、足下には無数のコードが這っている。この下には、5万トンの純水をたたえた直径39.3m、高さ41.4mの巨大な水槽があり、11129本の光電子増倍管が宇宙からの素粒子を絶えず検出している。

Kamiokande06  エレクトロニクスハットを出て隣の部屋に行くと、光電子増倍管のモニター画面が映し出されていた。モニターは素粒子を感知して絶えず模様を変えていた。
 基礎研究の重要さは、現在身の回りにあるエレクトロニクスを考えれば納得できる。300年前、電子を研究しているといっても一般にはほとんど相手にされなかっただろうが、今の我々に電気製品のない暮らしは考えにくい。
 そいうった実利的なことを抜きにしても、宇宙の真理を解明する試み、純粋に知的な営みが静かになされていることに感銘をおぼえる。

Kamiokande08_2  坑から出た後、富山に向かい、1時間ほどでホテルに着く。窓から見える立山連峰の勇姿が美しい。「富山」の名にふさわしい景色だ。

東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設

スーパーカミオカンデ リアルタイムモニター

赤城ふれあいの森

Akagi01  長いローラー滑り台をすべりたいと子どもが言うので、「赤城ふれあいの森」に行く。11月22日、晩秋の赤城山は、日陰では一部路面が凍っていた。第一駐車場が満車だったので、脇の道を下って第二駐車場に行くと、雪がうっすらと地面をおおっていた。「冬を見つけたね。」と子どもたちは喜んでいた。

Akagi02  木製のローラー滑り台は、380.25mあり、関東一の長さを誇る。森林の間を縫って伸び、ゆったりと自然を満喫しながら滑ることができる。

Akagi03  落ち葉の散り敷かれた道を散策し、冬の装いを始めた赤城の静かな佇まいを味わった1日。
 

赤城ふれあいの森

吾妻渓谷

Agatsuma01  群馬県嬬恋村に出張する。途中、吾妻渓谷の紅葉があまりに見事だったので、車を停めてしばし歩く。葉は半分以上散っていたが、残った葉はその鮮やかさを競うかのように、曇天の朝にもくっきりと色彩を誇っていた。

Agatsuma02  遊歩道から階段をつたって渓谷に降りると、明るい色合いを基調とした木々の葉と、深い緑をたたえた川の清流が鮮やかなコントラストをなしていた。

Agatsuma03  北毛の地は全山やわらかな色調におおわれ、幻想的な情景が奥深く続いていた。

妙義山

Myogi01  妙義山に家族で出かける。あいにくの曇り空であったが、紅葉に彩られた峨々たる岩肌を間近に目にし、自然の造形の凄さを感じる。

Myogi02  中之岳神社から30分ほど登り、見晴台に行く。幾重にも連なる山並が、視界の及ぶ彼方まで続いていた。

榛名山 硯岩

Haruna01  秋晴れの日、榛名山に出かける。山頂に至る道の両側に、柔らかに色づいた紅葉が広がる。山々に囲まれた榛名湖のボートに乗る。湖面は蒼い色をたたえ、陽光に明るい色を放つ周りの山とコントラストを成している。山々の風景の中でも、岩肌を露わにした硯岩が目を引く。

Haruna02  国民宿舎「榛名吾妻荘」のそばの無料駐車場に車を停め、歩いて硯岩を目指す。国民宿舎のすぐ脇に、登山口がある。案内板あるので、迷うことなく進めた。30分ほど灌木の中を登ると、断崖絶壁の岩の上にたどり着く。

Haruna03  硯岩からの眺めは、まさしく絶景。榛名湖が一望できる。
 円錐形の榛名富士が湖面からそそり立つ姿は、ひときわ美しい。手軽なコースだが、清々しい思いにひたることができた。良く晴れた日にトライをお薦めしたいコース。

NHK 組曲小さな旅

 昨日は尾瀬方面に朝早く向かった。澄んだ秋の空気が心地よい。NHK「小さな旅」の音楽がよく合う景色だった。

NHK 組曲小さな旅~光と風の四季~
大野雄二
B00005ELYE

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