たにはま海水浴場 上越市立水族博物館

Joetsu01  新潟県上越市のたにはま海水浴場に家族で出かける。軽井沢から上信越自動車道で2時間ほど。名立谷浜ICより約10分ほどの場所にある景勝地。
 上越地方の中でも最も良質の塩が採れたとされ、戦国武将・上杉謙信が甲斐の武田信玄に送った義の塩も、この海岸でつくられたとの言い伝えがある。

Joetsu02  透明度の高い海の水が美しい。遠浅の海岸とのことだが、20mも行くと足がつかなくなる。お盆だが、人出もそれほど多くなく、ゆったりと泳げる。子どもたちは、海岸の隅にある藻が繁る場所で、魚を見つけて喜んでいた。

Joetsu03  午後2時頃に海から上がり、上越市立水族博物館に行く。一番大きな水槽は、幅13m、奥行10.5m、高さ8mあり、水量は720m3。およそ40種類2000尾の海水魚が泳いでいる。ちょうどダイバーによる餌付けが行われてた。

Joetsu04   3時半のイルカのショーを見る。夏季限定でのイベントのようだ。1日に何度もショーがあるせいか、イルカもヒトの言うことをたまにきかない時があった。イルカも疲れがたまっているのでは。

Joetsu05  その後、子どもたちは岩礁の海岸を模したビーチランドで遊ぶ。生き物に直接手でさわれる場。ヒトデやヤドカリなどを捕まえて喜んでいた。

Joetsu06  魚だけでなく、科学館のような展示もあり、多彩な施設だ。
 外のサイクルモノレールは、敷地の外周に沿って設けられている。
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 足でこぎながら、イルカショーの会場や、マゼランペンギンが約100羽飼育されているプールも眺められる。敷地をうまく活用し、よく工夫された施設だと感じる。

Joetsu10 サイクルモノレールからは海が見え、車の走る道路がすぐ下にある。 なかなかユニークなアトラクション。陽が傾いた頃に上から見た海辺の町の景色には、趣きがあった。

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 施設内には他にも生きた化石カブトガニ、世界最大の淡水魚ピラルクなど、様々な生物が飼育されており、もう少し見る時間が欲しかった。

Joetsu09  子どもたちは夏休みの自由研究の材料をたくさん仕入れることができたようだ。

上越市立水族博物館

浅間牧場 鬼押出し

Asama01  快晴の日、家族で北軽井沢に行く。高崎方面から倉渕を抜け、二度上峠を越えると、眼前に裾野を長く伸ばした浅間山が広がる。山合いのくねくねとした道から、突然雄大な光景が現れ、感動する。
 峠から北軽井沢の交差点の間に、浅間大滝に向かう枝道がある。駐車場から10分ほど歩くと、高さ10mほどの滝がある。かなり近くまで行くことができ、滝の迫力と、周りの冷んやりとした空気を味わうことができる。

Asama02   浅間牧場茶屋に車を停め、浅間牧場の敷地内を通り、ハイキングをする。広大な牧草地の周りには、浅間山や元白根山などが連なる。1時間ほど歩き、目標としていた小高い丘のような天丸山に登り、眺望を楽しみながら、おにぎりなどを食べる。手軽なコースだが、標高は1348mの地点で、澄んだ空気の中に360度のパノラマが広がり子どもたちも満足した。

Asama03  浅間牧場茶屋に戻り、喉を心地よく潤すジョッキミルクを飲み、濃厚なソフトクリームを食べる。
 車で10分ほどで、鬼押出し園に着く。天明3年(1783年)の浅間山噴火によって吹き上げられた岩石や溶岩によって作られた景観が広がる。園内にはコースが幾つかあるが、一番長いコースは、歩いて1時間以上かかる。

Asama04  奇岩の間を歩くと、噴火のすさまじさが実感できる。この溶岩を運んだ噴火から200年以上を経て、岩の間には多くの植物が生え、中には岩から根をはる松もあり、自然の生命力が感じられる。
 北方を眺む見晴らし台からは、殺伐とした瓦礫の向こうに、なだらかな裾野が広がる山々と緑豊かな高原が広がる。そのコントラスト鮮やかな景観は、強烈な印象を残した。
 火山博物館を見学し、浅間山の地質、鬼押出しを作った天明大噴火、浅間一帯の植生などをおさらいし、帰路についた。 

鬼押出し園   浅間火山博物館

倉渕せせらぎ公園

Kurabuti01  倉渕せせらぎ公園は、94.5mのローラー滑り台などを持つ山あいの公園。桜がやわらかな色合いをそえる春の情景を楽しみながら、子どもたちを遊ばせる。

Kurabuti02  斜面に設けられた滑り台の上側と下側の両方のスペースに豊富な遊具がある。たまたま遊具の点検をする場面を見ることができた。実際に遊具に乗って確かめていた。
 近くに温泉もある手軽な行楽地。おだやかな気候の中、のどかなひとときを過ごした。

 倉渕せせらぎ公園

ディズニーシー

Disneysea01_2  育成会の旅行で、東京ディズニーシーに行く。
 午前8時半から午後9時まで、非日常の空間を味わう。
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表万座スノーパーク

Manza_03  表万座スノーパークは、万座温泉の手前にあるスキー場。1300mを越える長さのリフトが4機設置されており、雪もよく整備されている。林間のコースが主体。駐車場無料、小学生リフト無料で、今年は5月6日までオープンしている。
 浅間山などの山並を眼前にした雄大な景色の中で快適なスキーが楽しめた。

表万座スノーパーク

万座温泉スキー場

Manza_01  群馬県の万座温泉スキー場に行く。標高1648mから2008mの間に、10を越すコースがあり、初心者から上級者まで変化に富んだコースが楽しめる。
 横から雪が吹き付ける天気であったが、雪質はさらさらで、たいへん快適に滑ることができたた。

Manza_02   9時頃に滑り始めたので、3時頃に上がり、宿泊をする万座高原ホテルに行き部屋に落ち着くと、皮肉なことにすっきりとした晴れ間が見えた。
 万座温泉は硫黄成分が多く、独特の臭いがホテルの外まで立ちこめていた。スキーの後、様々な露天風呂につかり最高の気分。

万座温泉スキー場

少林山だるま市

Daruma01  高崎市、少林山のだるま市は、1月6日の正午から翌7日の午後1時まで、夜を徹して開催される。
 昨年は風が強くてたいへん寒かったが、今年はおだやかなので、6日正午少し過ぎに家族で自宅から歩いて行く。碓氷川の堤防から見える、快晴に白く映える浅間山が美しい。

Daruma02  国道18号側から、碓氷川にかかった鼻高橋を渡り、達磨寺に向かう。
 石段を上がり、境内でお参りをする。帰りの順路には、だるまを売る店や屋台がずらりと並び、独特の風情がある。

Daruma03  「縁起だるまの少林山」と上毛カルタに歌われるだるま、マユは鶴、鼻から口ヒゲは亀をあらわし、福を呼び込むとされる。少林山周辺では、70軒ほどの家で年間150万個のだるまが生産され、全国の8割を占めるとのこと。

Daruma04  子どもたちは、行きだけでも結構歩いたので空腹。からあげやたこ焼きを買って食べ、りんご飴をなめながら歩き満足していた。
 ちょっと歩けばすぐに「だっこして」と言っていた次男が、いつの間にこれほど長く歩けるようになったのかと、子どもたちの成長ぶりにあらためて気づいた。今日もひたすら食べ歩いている長男は、もう石臼のようで抱き上げることすらできない。

佐久スキーガーデン パラダ

Parada07_01  佐久スキーガーデン「パラダ」に家族で行く。上信越自動車道の佐久平PAに直結しているので、たいへん手軽に行ける。北パラダ・南パラダの2箇所があるが、南パラダは雪はほとんどなく、まだオープンしていなかった。無料のシャトルバスで北パラダに向かう。こちらも、あまり雪がなく、スキーができるゲレンデが1コースしかない状態。
 子どもたちは、キッズランドでソリすべりをする。2年前には、ソリを怖がって乗れなかった次男も、今回は滑ることができ楽しめた。

Parada07_02  いつもは動いているベルトコンベアーが、上の方まで雪がないために止まっていた。それでも、子どもたちはソリを持って何度も登り、茶色が混じる斜面の滑りに興じる。でっぷりとお腹が出てきた長男にとっては、運動になってかえって良かった。

佐久スキーガーデン パラダ

前橋城址

Kencho01  群馬県庁の周りには、かつての前橋城(厩橋城)の土塁があり、その面影を今に伝えている。NHK大河ドラマの「風林火山紀行」でも紹介されたが、上杉謙信が関東を制圧する拠点となった城でもある。
 県庁のエレベータで32階に上ると、展望ホールがある。晴天の日には、前橋から広がる町並と、関東平野を区切る美しい山並が一望できる。
Kencho02  北側の眺めは、陽の光があたり、ことに鮮やかだ。城址は前橋公園として整備され、幾何学的な模様となって眼下に広がる。群馬県の形(鶴舞う形の群馬県と地元の上毛カルタでは歌われている)の池なども見える。
 豊富な水と緑、変化に富んだ山容に囲まれた前橋は、今なお県の政治と文化の中心として、静かな趣をたたえている。

前橋城
  

群馬サイクルスポーツセンター

Cycle01  天気の良い文化の日、群馬サイクルスポーツセンターに行く。秋山の空気にふれることと、家族の運動不足解消を兼ねての小旅行。
 紅葉に彩られた北毛の自然が美しく、澄んだ空気の中、自転車で走るのはたいへん気持ちよい。

Cycle02  ただ、子どもたちはまともな自転車には乗りたがらず、車軸の中心がずれているのや、手でこぐ自転車など、変わり種の自転車をよくこいでいた。サイクル・モノレールなど、様々なアトラクションもあるが、多くは自力でこいで進むので、けっこう運動になる。

 その後、高山村のぐんま天文台に行く。6時に駐車場に着いたが、あたりはすでに真っ暗になっていた。駐車場から500段以上ある階段を上り、天文台に向かう。途中は熊に襲われないように鐘を鳴らしながら進む。冷え込む空気の中で長い階段を上り、さながら除夜の鐘を聴きながらの初詣のようである。

 山頂では、星空がたいへんに美しい。住まいの付近では、街の明かりで星があまり見えないが、ここでは空に無数の星があることを実感できる。
 ドームに上がり、150cm反射望遠鏡で球状星団を見る。多数の点がゆらいでいる感じだが、銀河の端にある100万個以上の星の集まりとのこと。もうひとつのドームの65cm反射望遠鏡では、双子連星を見る。
 展示も充実しており、子どもたちも興味を持って触れていた。再度訪れたいと感じる天文台だった。
 天文台長、古在由秀氏の著作で、サイン入りの「天文台へ行こう」を買って帰る。

天文台へ行こう (岩波ジュニア新書)
古在 由秀
4005004954

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