八重の桜 3
NHK大河ドラマ「八重の桜」第3回は、「蹴散らして前へ」。八重の兄、覚馬は、佐久間象山塾で学んだ西洋思想を標榜し、鉄砲の優位を解くが、会津藩内の守旧派の反感を買い、禁足を命じられる。
迫り来る外国の圧力を背景に、会津藩内の保守的な雰囲気が対比されて描かれる。重みのある雰囲気を脚本と映像が保っているので、このままぶれることなく進んで欲しいと思う。
NHK大河ドラマ「八重の桜」第3回は、「蹴散らして前へ」。八重の兄、覚馬は、佐久間象山塾で学んだ西洋思想を標榜し、鉄砲の優位を解くが、会津藩内の守旧派の反感を買い、禁足を命じられる。
迫り来る外国の圧力を背景に、会津藩内の保守的な雰囲気が対比されて描かれる。重みのある雰囲気を脚本と映像が保っているので、このままぶれることなく進んで欲しいと思う。
NHK大河ドラマ「八重の桜」第2回は、「やむにやまれぬ心」。砲術への思いをつのらせる八重を綾瀬はるかが爽やかに演じる。
日米和親条約の締結、吉田寅次郎の捕縛、佐久間象山の蟄居など、歴史的な事実を連ねながら描かれるが、かなりあっさりと描かれている。重厚な映像で細部まで気を配って作っているので好感がもてるが、やや駆け足の印象。それらの経緯をもう少し丁寧に描写してほしいと思った。
アメリカ第37代大統領リチャード・M・ニクソンの波乱の生涯を扱ったオリヴァー・ストーン監督の映画。
ニクソンを、アンソニー・ホプキンスが熱演している。ソ連や中国との関係改善に努めるも、ウオーターゲート事件で追い詰められていく様を冷徹に描く。
ニクソン [DVD]
オリバー・ストーン 
NHK大河ドラマ「八重の桜」が始まる。重厚な作りに好感が持てる。アメリカの南北戦争から話を始めたのは、興味深い。佐久間象山塾の活気溢れる描写が特に良い。
第二次世界大戦中、ドイツのUボートをめぐる攻防を描く映画。潜水艦内の緊迫感、スリリングな展開で見る者を圧する戦争アクション。
橋爪功が朗読する三国志24巻には、「イク水は紅し」「陳大夫」「増長冠」が収められている。
陳珪という、飄々とした中に智謀を巡らす老人という味のあるキャラクターが活躍する。
劉備、曹操、呂布、袁術と、群雄の駆け引きが展開される変化に富んだ巻。
橋爪功が朗読する三国志23巻には、「平和主義者」「花嫁」「馬盗人」「胡弓夫人」が収められている。
殺伐とした戦のなかにあって呂布と張飛の反目はユーモアを与えてくれる。「糞賊」などの、ののしりあいには思わず笑ってしまう。
古代中国、夏王朝の傑王と、商の湯王との激突を軸に、時代を懸命に生きる人々を描く宮城谷昌光の小説「天空の城」。下巻では、湯王は伊尹を三顧の礼をもって迎え、伊尹は臣として縦横の活躍をする。
宮城谷昌光の小説の凄いところは、物語がいよいよ終わりに近づくに従い、主人公が著者に乗り移ったかのような清澄な境地に達していくところである。終章「桑林の雨」は、淡々とした筆運びでありながら、真に充足した読後感を与えてくれた。
2012年最後の日に、この小説が読了できたことを喜ばしく思う。
「天空の舟」は、古代中国の王朝夏と、新興勢力商の攻防を描く宮城谷昌光の小説。主人公伊尹(いいん)は、夏と商の両王と関わりを持ち、数奇な転変を遂げ、王朝の興亡に影響を与える。
文字すらない時代の歴史を掘り起こし、鮮明に活写される物語には感嘆する。巧みな伏線を持ち、人々の情感を豊かに描写する、まさしく一級の歴史小説。
前半の勢いに比して、終盤の情けなさは、いったいどうしてしまったのだろうと思う。これほど尻つぼみな大河ドラマは初めてだ。
源平合戦が台詞だけで説明され、まったく合戦シーンがないというには驚いた。源頼朝や弁慶もほとんど説明がないまま最期をとげ、あまりにあっけない。序盤の兎丸との船上戦闘で予算を使い果たしてしまったのではと思われるほど。
いい感じの始まりだっただけに、残念。勢いや成り行き任せ、俳優の演技のみに頼ったドラマではなく、緻密な脚本に基づいた、最期までしっかりと足が地に着いたドラマになってほしい。
「大河ドラマ」と名が付くからには、滔々とした流れが大海に注ぐような寛やかなラストに繋がるよう願っている。
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