西伊豆 堂ヶ島 雲見温泉

Nishiizu01_2 西伊豆に家族で旅行。
 昨年8月には、伊東に行ったので、今年は伊豆の西を訪れる旅。沼津から修善寺を通り、土肥に抜け、堂ヶ島に着く。

Nishiizu02 島々が美しい景観をなす堂ヶ島では、遊覧船に乗り、海から奇岩を眺める。船が入れる洞窟もあり、中からの神秘的な雰囲気を味わう。

Nishiizu03 堂ヶ島から20分ほど南に進み、宿泊地の雲見温泉にたどり着く。晴れていれば富士山が見える景勝地であるが、あいにくの曇り。それでも、子どもたちはお待ちかねの海水浴ができ、嬉々としていた。
 海水は透明度が高く、上から水底の岩間で泳ぐ青や黄色の魚が見えるほど。ここ雲見は、ダイバーも多く訪れる。

Nishiizu04 夕食は、鯛の尾頭付き磯盛りを含む、充実した料理。金目鯛の煮付けが絶品の味わい。熱川ポークの肉の柔らかさに舌がとろけるようであった。サザエの壷焼き、茶碗蒸しなど、多くの手作り磯料理を堪能する。

Nishiizu05 ちょうどこの日は、花火大会であった。大勢の旅行客が浜に集まる。海から花火が打ち上げられ、湾内を囲む山々に反響してたいへんな迫力があった。
 特に、水中花火は轟音と共に華麗な光が海から湧き上がり、圧巻。
 海の趣を存分に味わえる1日であった。

堂ヶ島マリン

雲見温泉

松原荘

深田久弥の万葉登山

 「日本百名山」の著者、深田久弥が1971年に行った講演を収録したCD。万葉集に登場する山々を愛着を込めて語る。亡くなる一週間前の貴重な肉声の記録。飄々とした語り口に氏のお人柄が偲ばれる。

深田久弥の万葉登山 (新潮CD 講演)
深田 久弥
4108302346

熱海・浅草

Atami03  朝6時にホテル12階の貸し切り風呂に行く。朝日が海から昇る様を眺めながらの入浴は、格別の爽やかさがあった。

Asakusa01  浅草寺に寄り、お参りをする。雷門から境内に続く仲見世通りは、いつもながら活気のある賑わいに満ちていた。

Asakusa02  浅草からは、新名所スカイツリーがよく見える。浅草寺の五重塔とスカイツリーが同時に眺められる景色では、古代の様式美と最新の構造美が並立して興味深い。時代を超えて人々の心を捉える尖塔の魅力を感じた。

アカオリゾート ロイヤルウイング

浅草寺

熱海

Atami01  熱海に家族で旅行に行く。宿泊したホテル・ニューアカオ・ロイヤルウィングは、岬の高台にあり、全室オーシャンビュー。窓からは冬の澄んだ空のもとに、海が視界いっぱいに広がっていた。

Atami02  ホテルが経営する「ハーブ&ローズガーデン」は、バスで5分ほど行った広大な敷地に、様々な花々が植えられた庭園。冬であり、人もそれほど多くなかったため、華やかさはないが、海が一望できる和風の庭や英国風ガーデンなど、多彩なロケーションが落ち着いた情緒のうちに楽しめた。

アカオリゾート

アカオ ハーブ&ローズガーデン

劇団四季 コーラスライン

Jiyu_gekijo  劇団四季のミュージカル「コーラスライン」を観る。東京港区にある自由劇場での公演。ロビーは赤いトーンで統一され、落ち着いた雰囲気。
 劇は、会場が暗くなることで開始を告げる。無粋な開幕ベルなどはなく、音もなくステージに明かりが灯り、オーディションのシーンが始まる。
 ダンスのオーディションを通じて若者たちの人生が表現される。道具はまったく使われず、それゆえ、生身の人間そのものに関心が向けられる。役者たちの台詞やダンスの表現がすべてであり、ストレートに力量が問われる。まさに、ミュージカルの原点といえる作品。

劇団四季 コーラスライン

コーラスライン
劇団四季
B00005FR18

草津白根 芳ヶ平

Sirane_01  秋も深まりを見せる頃、草津白根に出かける。まず、温泉街の東にある品木ダムに行く。草津白根山から流れ出る強い酸を中和するために、石灰が投入され、淡いグリーンの色合いをたたえている。湖面に紅葉が映り、独特の情景が見られる。

Sirane_02  志賀高原ルートを上り、白根レストハウスに車を停める。芳ヶ平を目指して歩く。
 清澄な空気の高地で見る空の青さは実に鮮やかだ。

Sirane_03

 ガスが吹き出るため、動植物にとっては過酷な環境であり、木が立ち枯れている。

Sirane_04  荒涼とした地に、枯れた木々が獣のような造形を見せている。

Sirane_05

 1時間ほど歩くと、突然一面緑の情景が広がる。中程には、赤い屋根の建物が見える。芳ヶ平ヒュッテである。道は笹原の中をゆっくりとヒュッテに向かって降りてゆく。

Sirane_07 木の橋を渡り、ヒュッテの脇を通ると、芳ヶ平湿原である。
 木道が整備されており、小さい尾瀬のようである。

Sirane_08  池が散在し、木々の緑を映して美しい。10月の終わりとあって人もほとんどみかけず、静かな情緒を味わえる。
 芳ヶ平湿原の情景を見ながら昼食をとる。

Sirane_09  木道に沿って一週し、湿原を後にする。道の脇になっているナナカマドの赤が心を和ませる。10月も上旬であれば、赤い葉が鮮やかに景色を彩っていたであろう。

Sirane_10
 山肌から硫化水素が吹き出ている。荒涼とした厳しい自然も、豊かな温泉も、このガスが創り上げている。

Sirane_11
 晴天の中、遠望される山並みを背に荒野を進む。

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 白根山の山肌が青い空をバックに一層白く浮き上がる。

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 駐車場に戻ると、いままで歩んできた寂寥とした地が嘘であるかのように大勢の人が見られる。定番の観光コースである、湯釜への道に行く。

Sirane_14  10数分登ると、湯釜を観望する場所にたどり着く。午後3時頃に着いたので、湯釜は山肌を反映して乳白色に近い色に見えた。

Sirane_15  帰りは草津温泉に寄り、湯につかって疲れを癒す。夕暮れの空を見ながら入る露天風呂には格別の趣がある。

湯Love草津(草津温泉観光協会)

サイクリング

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 50kmのサイクリングに子どもたちと出かける。朝6時に出発し、学園祭のある大学を目指す。
 行程の約半分は、川べりのサイクリングロードである。

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 休みながら進み、3時間ほどで大学に着く。行きは川沿いに下る道なので、比較的楽であった。

Cycling12
 緑の茂るキャンパスでくつろぐ。学園祭の模擬店は、まだ準備中のところが多かった。何を食べようか…。

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 子どもたちは、揚げアイスに興味津々。その他にも、唐揚げ、豚バラ、お好み焼き、フランクフルトなど一通り食べていた。

Cycling14
 ホールの一角で茶道部によるお手前。和の気分を味わうひととき。和菓子は京都から取り寄せたものだとのこと。子どもたちは、抹茶がたいへん気に入った様子。

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 帰りは、行きと違う道を通る。主に田園の中を走る。

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 刈り入れ時の田に稲穂が実り、景色に暖かみのある輝きを与えている。

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 去年は30kmであったが、今年は50kmをこぎ通す。疲れもあるけど、ちょっと成長したような誇らしい気持ちになった秋の1日。

 一年前(2010年)のサイクリング

中之条ビエンナーレ

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 群馬県北部で開催されるアート・イベント「中之条ビエンナーレ 2011」を見に行く。2007年から隔年で行われ、今年は3回目とのこと。緑深い自然に恵まれ、多数の温泉を有する中之条町の風景を楽しみながらの小旅行。

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 暮坂峠で昼食をとる。峠の最高点には、旅を愛した歌人、若山牧水の碑が建てられている。

Nakanojo03
 暮坂高原「花楽の里」に寄る。多くの花々が栽培されている中に、アート作品が融和するように置かれている。最初は施設の一部かと思ったほど、アートはその場になじんでいた。

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 四万温泉エリアに行く。コバルトブルーの奥四万湖を一週した後、歩いて四万温泉街をめぐる。

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 ジブリ作品「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなった宿がある場所でもあり、清流にそって静かな佇まいをみせる建物には趣がある。

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 坂道を上り、旧第三小学校の校舎に行く。2004年に廃校になり、校舎内には当時の展示物や生徒作品などがそのまま残されている。各教室に、アーティストたちの作品が飾られ、独自の空間が作られている。

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 時を止めた学校とアートが一体となり、幻想的な世界が広がる。

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 四万温泉「清流の湯」に入る。町営の温泉であり、独特の色合いをもった清流を眺めながらの湯につかる露天風呂もある。

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 夕暮れ時、向かい側にある宿に灯がともり、情緒を醸し出す。

 自然、温泉、アートを満喫する初秋の1日であった。

中之条ビエンナーレ

白馬 八方尾根

Hakuba01  信州白馬の八方尾根に家族で行く。朝7時半頃に着き、麓の八方駅からゴンドラリフトに乗る。約8分で標高1400mの兎平に着く。

Hakuba02  ゴンドラを降りてすぐ、眼前に白馬三山が広がる。堅雪光る山々の偉容には圧倒される。兎平の湿原を見ながら、次のアルペンリフトの駅に向かう。更に2つのリフトを乗り継ぐ。

Hakuba03  リフトは草原の上を滑るように進む。山の風に吹かれながら広やかな景色が楽しめ、たいへん心地よいひとときである。ゴンドラとリフトで、1000mもの標高差をわずか30分足らずで登ってしまうのだから、文明の利器のありがたさを感じる。

Hakuba04  リフトを降りると、そこは1830mの高地。白馬三山がごく間近に見え、雲の沸き立つ山々の峻厳さと空の青さに感動する。

Hakuba05  尾根伝いに作られた登山道を歩き、八方池を目指す。日差しは強いが、谷風が天然のクーラーのように吹き上げ涼やかである。途中には高山植物が多く見られ、盛夏だというのにまだ雪渓が残っている場所もある。

Hakuba06  1時間半ほど歩き、八方池の見える場所に到着する。あいにく靄がかかっているが、2000mを超す高地に鏡のような水面が見渡せる。

Hakuba07  池のほとりで、昼食をとる。それほど大きくはないが、清澄な水で透明度は高そうである。もしも靄がなければ、池は白馬連峰を映し雄大な景色が見られることだろう。

Hakuba08  登りに比べ、下りはたいへん楽であるが足を痛めないように注意しながら歩を進める。リフト乗り場までわずなか時間で到達した印象。高地から一気に下がるリフトも大変に気持ちがよい。眼下に白馬の雄大な風景を見ながら降り、高揚感がある。

Hakuba09  ゴンドラ乗り場のある兎平でアイスクリームを食べ小休止。テラスからは白馬の町並みが一望できる。ハンググライダーが次々と滑空する。気持ちよさそうだ。

Hakuba10  休業中の食堂の2階で「畦地梅太郎展」が開かれていた。山の版画家、畦地梅太郎の作品が展示即売されている。無骨な気風とそこはかとない叙情がないまぜになり、魅力がある。子どもたちは絵はがきやマグネットプレートを買っていた。

Hakuba11  ゴンドラを下り、麓に向かう。気温が変化するのを感じる。だいぶ上の方は靄が出てきたので、これから登っても景色はほとんど見えないだろう。山に登るのは、ちょっとした観光でも朝早くに限る。

Hakuba12  車で数分のところにある白馬美術館を訪れる。着いた途端、雨が激しく降り始める。山の天気は変わりやすい。白と茶色を基調とした館内には、シャガールの版画が数多く飾られている。
 入り口付近の小部屋でシャガールの作品を解説する映画が常時上映されている。短い映像だがシャガールの生涯と作品の特質がよくわかる。もっとも、家族は山に登った疲れがでたのか、暗がりでもあり心地よくなって半分くらいはうたたねをしていたようだ。

Hakuba13  雨の中、森に囲まれた美術館の応接間で静謐な時を過ごす。
 自然の美と芸術家の生み出す美の両方が堪能できた日であった。

信州白馬 八方尾根

白馬美術館 

伊東オレンジビーチ

Ito_01  家族で伊東オレンジビーチに行く。朝7時頃に着き、市営なぎさ駐車場に停める。夏休みの土曜日であったが、この時間では人はあまり来ておらず、波穏やかで広やかなビーチという印象。

Ito_02  昼食をとりに、浜辺から歩いて数分の場所にある「魚河岸」に行く。11時半開店のところ、15分前に着いたが、もう20人ほどが店の前に並んでいた。開店時には、50人ほどの行列ができていた。第一陣として先に並んでいた20人が店の中に入り、少し待って中に通される。
 海鮮丼を注文すると、器からはみ出んばかりの刺身が目に飛び込んでくる。マグロの煮物のお通しと味噌汁がついて1050円という値段。海の幸を堪能する。

Ito_03  午後は日差しが一層強くなり、海の中が心地よい。
 北側のビーチにある、小川が流れ込む場所には、養分を含んだ海藻が繁茂しているためか、魚がたくさん泳いでいた。すぐ目の前を魚が群れをなして泳いでいる姿が見られ、中には黄色い縞模様の熱帯魚もおり、子どもたちはたいへん喜んでいた。

Ito_04  3時半頃に海からあがり、松原大黒天神の湯に行く。「魚河岸」のすぐそばにある。地元の人々もよく利用する銭湯のようだ。無色透明の湯で、ずっと入っていたいと思うほど心地よい。
 風呂上がりの熱くほてった体で、自動販売機の静岡茶500mlを一気に飲み干す。極上のひととき。

Ito_05  ビーチから少し北の伊東マリンタウンでおみやげを買う。海水浴、海の幸、魚の群れ、温泉と、南国での一日を満喫し、子どもたちも大満足であった。

伊東オレンジビーチ

松原大黒天神の湯

伊東マリンタウン

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