もやしもん
「かもすぞ~」
農業大学を舞台に、菌が見える主人公と彼を取り巻くおかしな人々を描いた学園ドラマ。菌のキャラクターがかわいらしく、子どもたちも喜んで見ている。菌に関する蘊蓄も次々と語られ、教養アニメとしての側面もある?菌と人が共存する世界を赤裸々かつコミカルに描いた不思議な魅力を放つアニメ。
もやしもん VOL.1 通常版
阪口大助.斎賀みつき.大原さやか.神田朱未.小西克幸.杉山紀彰.西村知道.冬馬由美, 矢野雄一郎
「かもすぞ~」
農業大学を舞台に、菌が見える主人公と彼を取り巻くおかしな人々を描いた学園ドラマ。菌のキャラクターがかわいらしく、子どもたちも喜んで見ている。菌に関する蘊蓄も次々と語られ、教養アニメとしての側面もある?菌と人が共存する世界を赤裸々かつコミカルに描いた不思議な魅力を放つアニメ。
もやしもん VOL.1 通常版
阪口大助.斎賀みつき.大原さやか.神田朱未.小西克幸.杉山紀彰.西村知道.冬馬由美, 矢野雄一郎
次男が水族館で嬉々として魚を見ていた。本屋に行くと、魚の図鑑が欲しいというので、学研の図鑑を買う。写真や資料が豊富で、編集者の熱意を感じる図鑑。
魚 (ニューワイド学研の図鑑)
沖山 宗雄
新潟県上越市のたにはま海水浴場に家族で出かける。軽井沢から上信越自動車道で2時間ほど。名立谷浜ICより約10分ほどの場所にある景勝地。
上越地方の中でも最も良質の塩が採れたとされ、戦国武将・上杉謙信が甲斐の武田信玄に送った義の塩も、この海岸でつくられたとの言い伝えがある。
透明度の高い海の水が美しい。遠浅の海岸とのことだが、20mも行くと足がつかなくなる。お盆だが、人出もそれほど多くなく、ゆったりと泳げる。子どもたちは、海岸の隅にある藻が繁る場所で、魚を見つけて喜んでいた。
午後2時頃に海から上がり、上越市立水族博物館に行く。一番大きな水槽は、幅13m、奥行10.5m、高さ8mあり、水量は720m3。およそ40種類2000尾の海水魚が泳いでいる。ちょうどダイバーによる餌付けが行われてた。
3時半のイルカのショーを見る。夏季限定でのイベントのようだ。1日に何度もショーがあるせいか、イルカもヒトの言うことをたまにきかない時があった。イルカも疲れがたまっているのでは。
その後、子どもたちは岩礁の海岸を模したビーチランドで遊ぶ。生き物に直接手でさわれる場。ヒトデやヤドカリなどを捕まえて喜んでいた。
魚だけでなく、科学館のような展示もあり、多彩な施設だ。
外のサイクルモノレールは、敷地の外周に沿って設けられている。
足でこぎながら、イルカショーの会場や、マゼランペンギンが約100羽飼育されているプールも眺められる。敷地をうまく活用し、よく工夫された施設だと感じる。
サイクルモノレールからは海が見え、車の走る道路がすぐ下にある。 なかなかユニークなアトラクション。陽が傾いた頃に上から見た海辺の町の景色には、趣きがあった。
施設内には他にも生きた化石カブトガニ、世界最大の淡水魚ピラルクなど、様々な生物が飼育されており、もう少し見る時間が欲しかった。
長男が、中学3年生数学のドリル(計算・関数編)を半年かかって、ようやく終える。多項式の展開・因数分解、平方根、2次方程式、2次関数が主な内容であり、実に骨があった。特に、平方根の計算は、意外に豊富な中身があり、ページ数も多くさかれていた。例えば、√108 を 6√3 に直すには、素因数分解の知識がいるし、(√2+√3)^2 の計算をするには、展開公式を覚えていなければならない。また、1/√2 など「分母の有理化」を適切に処理することも求められる。更に、これらは2次方程式ですぐに活用される。
中3数学の代数的な単元は、それぞれが緊密な繋がりをもっており、数学としてのまとまりがある。それだけに、各内容に習熟しないと先に進めない。
「中学基礎がため」シリーズは、平方根の内容を充分に細分化し、スモール・ステップで進む。問題も易から難へと配慮した流れを作っている。それゆえにつまずくポイントもつかみやすい。
中3数学は、多項式の多様な処理、無理数の扱い、複数の解の存在、非線形な関数の変化の割合など、重要な内容を多く含んでいる。高校数学の基礎となる部分でもあり、問題を数多く解くことが直接、高校で数学を学ぶ際に生きてくる。
長男の誕生日で、「学研電子ブロックEX150入門セット」をプレゼントする。1976年に発売された電気実験キットの復刻版であり、トランジスタや抵抗、コンデンサなどがはいったブロックにより150以上の回路を組み上げることのできるもの。入門セットには、ガイドブック「学研電子ブロックのひみつ」が同梱され、各部品の仕組みや電子回路の基礎が記されているため、エレクトロニクスの基本を学ぶことができる。
コンピュータや電気回路はすべてブラックボックスと化し、なかなか原理を学ぶ機会が少ない。「電子ブロック」は、ラジオやワイヤレスマイク、電子センサーなどを組み立てることで、仕組みに楽しく触れることができる貴重なおもちゃだと思う。もっとも、ゲーム機に慣れた子どもたちの興味を引くには、大人が一緒に楽しむことが必要。
『E=mc2 宇宙の総和は変わらない』
自分が子どもの頃は、伝記などはそれほど読まなかったように記憶している。しかし、長男に伝記を音読させ、偉人たちの生涯をたどると、どれも実に興味深い。各人の子どもの頃の体験、青年期の恋愛、失敗のエピソード、テーマを追いかける力強さ、有名になってからの苦悩など、人生の様々な面が一冊に盛り込まれている。伝記の面白さ、良さを実感した。
長男には、小学2年生での「エジソン」に始まり、3年間で20冊の伝記を音読してもらった。20冊目は、20世紀の科学の巨人、「アインシュタイン」を選んだ。子どもの頃からの柔軟な思考、相対性理論の発見、祖国を追われる日々、苦境の中でもユーモアを忘れない愛すべき人柄、原爆の誕生と苦悩など、波瀾の生涯が綴られている。分かりやすい言葉を用いるよう著者はつとめているが、内容は相当に濃かった。
これまで読んできた「講談社 火の鳥伝記文庫」の人物をまとめると、次のようなリストになる。日付は、ブログに掲載した日。
アインシュタイン 08/07/31
西郷隆盛 08/02/29
ノーベル 08/01/26
勝海舟 07/11/30
ニュートン 07/08/25
ガリレオ 07/07/17
一休 07/06/30
ベートーヴェン 07/05/09
リンカーン 07/04/06
キュリー夫人 07/01/31
坂本竜馬 06/12/30
福沢諭吉 06/11/04
武田信玄 06/09/28
野口英世 06/09/01
豊臣秀吉 06/07/04
ヘレン=ケラー自伝 06/06/11
手塚治虫 06/04/16
ライト兄弟 06/03/05
宮沢賢治 06/01/31 06/02/07
エジソン 05/12/29
このブログも、書き始めて3年がたつ。1日につき1つの記事を掲げる試みは、まだ途切れていない。紹介したいものはいくらでも生まれる。それほど、世の中には良いものが多いのだろう。
長男と共にたどる伝記は、このブログを書くためのペース・メーカーとしての役割を果たしているようだ。これからも偉人の生涯に刺激を受け、記し続けていきたい。
少年科学館からもらってきた「光マップ」を家の壁に貼る。「光マップ」は、A3を横長に2枚つなげた長さで、電波、遠赤外光、中赤外光、近赤外光、可視光、紫外光、軟X線、X線、γ線と波長ごとに光の性質や実生活への応用が図解されている。光がいかに多様な性質を持ち、生活に役立っているかを実感できる。
高崎高校の文化祭、「翠巒祭」に家族で出かける。今年で56回目。2年前の第54回翠巒祭に訪れたときと同様に、多くの来場者で賑わっていた。
まず、入り口付近に飾られた4階の校舎一面を覆う巨大壁画が目に入る。「新たな視点」というテーマであり、国際宇宙ステーションを配した雄大な絵であった。
校舎内の展示を子どもたちは喜んでいた。実験などは、原理なども含めて教えてもらえたようだ。アカデミックなものより、分かりやすい内容が多く、子どもたちも楽しめたようだ。美術部で見事な切り絵が展示されており、子どもたちも創作意欲をかきたてられ、ハサミを手にして実際に作らせてもらった。
高崎高校では、文化祭を毎年行っている。隔年実施の学校が多い中、運営も大変だろうが、1年生はこの時期に行事に取り組むことで、校風を知り、上級生とのコミュニケーションも活発になり、学校に慣れる意味でも意義があるようだ。また、今年の内容や課題を次年度につなげやすいというメリットもあるようだ。
毎年、入場口に凝った作りのアーチが飾られている。今年はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂を模した作品。趣向をこらしたアーチに、いつの年も変わることなく咲き誇るバラの花が彩りを添えていた。
高崎の音楽センターで群馬交響楽団第445回定期演奏会を聴く。曲目は、武満徹の3つの映画音楽、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」、バルトークの「組曲中国の不思議な役人」、コダーイ「くじゃくよ飛べの主題による変奏曲」。
久しぶりに足を運んだ音楽センターは、開演1時間前にもかかわらず、多くの人で溢れていた。この地味な曲目でこれほど人が集まるのかと驚いた。「のだめカンタービレ」の影響もあるのだろうか、数年前とはうって変わった賑わい。
ロビーでパンフレットを眺めていると、ホール内で拍手が聞こえる。開演の20分以上前なのに何だと思ってホールに入ると、壇上に一人が立って、とうとうと喋っている。パンフレットにプログラム・ノートを書いている渡辺和彦氏が、曲目の解説を話しているのであった。運営する側のサービスに勤める姿勢の一端を感じた。
指揮者の高関健氏は、1993年よりこの2008年3月まで群馬交響楽団音楽監督を務め、現在は名誉指揮者となっている。群響の発展に実に大きな貢献をされた。何度かお話をさせていただいたことがある。気さくなお人柄で、暖かみを感じる方だ。高関氏の指揮による群響の演奏会での合唱に幾度も参加したが、明瞭な指揮をされるので、思いがよく伝わった。NHK大河ドラマ「風林火山」「八代将軍吉宗」などのテーマ音楽の指揮者としても活躍している。
演奏の冒頭、異例のことだが、高関氏がマイクを手にした。
「ミャンマーの災害や、中国四川省の大地震の被害に対して、私共で何かできないか検討しましたが、今日の武満徹の映画音楽のうち、2曲目の「黒い雨」のテーマが追悼の音楽なので、被害にあった方々に捧げる曲といたします。そのような思いを込めて演奏いたします。」とおっしゃった。
「ホゼー・トレス」「黒い雨」「他人の顔」の3つの映画音楽が奏された。「黒い雨」よりの葬送の音楽は、荘重な響きのなかに、祈りを感じる曲であり、静かに胸にしみる曲であった。「他人の顔」は、軽やかなワルツで、親しみやすく印象に残る旋律。
メンデルスゾーンの交響曲第4番は、1934年の改訂版が演奏された。洗練された優美な音楽に、ゆったりとひたることができた。
バルトークの「中国の不思議な役人」は、変化に富んだ、不協和音が炸裂する激しい音楽だが、実に聴き応えがあった。木管の音色がことに素晴しかった。
「くじゃくよ飛べの主題による変奏曲」は、ハンガリーの作曲家コダーイによるものだが、日本民謡組曲のような雰囲気があった。旋律が八木節風であったり、さくらさくらを思わせたり、東洋の香りを存分に含んでいる。ハンガリーのマジャール人は東洋系であるとのことで、日本との文化の繋がりを感じさせる音楽であった。
クラシックの演奏会に子どもと一緒に来るのは、これが初めてであった。終演後、小学5年生の長男は、「すごい時間を過ごしたね。」と話していた。
川べりのある町を、時代ごとに描いたユニークな絵本。石器時代から始まり、鉄器時代、ローマ時代、バイキングの来襲、中世、産業革命など、14の時代に渡って同じ町が定点観測される。スティーヴ・ヌーンの稠密な絵により、それぞれの時代にすっと誘いまれ、人々の営みや時代の移り変わりを感じとることができる。
絵で見るある町の歴史―タイムトラベラーと旅する12,000年
アン ミラード Anne Millard Steve Noon
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